読んだ本の内容を忘れない読書術

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 学生時代から覚えておくことが苦手、試験勉強も一夜漬けで試験が終わったら全部忘れてしまう。大人になって、記憶力は低下していまっていると思っている。そんな人はいないだろうか。

 『「1分スピード記憶」勉強法』(宇都出雅巳/著、三笠書房/刊)では、「1分スピード記憶法」を読書や試験勉強、英語習得に活用するための方法を伝授する。「1分スピード記憶法」とは、「1分」で覚えられる程度のものを、まずはサッと覚えてしまうという記憶法だ。

 例えば、読書で「1分スピード記憶法」を活用すると本も深く読め、なおかつ忘れもしないという。
 この「1分スピード読書法」には4つのステップがある。
1、タイトル・サブタイトルを覚える。
2、目次の「章タイトル」を覚える。
3、気になった章の「小見出し」を覚える。
4、その章の本文を読む。
 という順序で読み進めていくのだ。
 ポイントは“量を減らすこと”。ここで注目すべきなのが「目次」だ。目次を使えば、効率よく概略をさらうことができる。その本のテーマから読む範囲を広げていくことが、本を効率よく読み、使える知識として習得するための近道といえる。特に、読み進めていくのが遅いけれどビジネス書や専門書を読まないといけないという人にとっては良い効果をもたらすだろう。

 また、本書では生活に役立てることのできるちょっとした記憶法も紹介。例えば、学校、職場など新しい環境での生活が始まったとき、まず覚えなければいけないのが人の名前だ。初対面の人の名前をすぐ覚えて、忘れないようにするためにはコツがある。人の名前をすぐ覚えられる人は、「○○さん、○○さんのお仕事は何ですか?」などと相手の名前を口に出して、呼びかけている。相手の名前をくり返すことで、記憶しているのだ。1分もかからないこの心がけが、大きな差につながるのだ。
 読書をしたい、資格を取りたい・・・けれど仕事が忙しくてなかなか自分の時間が作れない。そんな人は、1分スピード記憶法を試してみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)