<ライト級/5分3R>
サム・シシリア(米国)
Def.2R2分53秒by TKO
クリスチアーノ・マルセーロ(ブラジル)

 プレッシャーを与え、パンチを振るいながら前に出るシシリア。マルセーロは右の前蹴りを見せる。左から右、さらに左とフックを振るいながらマルセーロを追いかけるシシリアに、マルセーロがテイクダウンを狙う。下がりながらのテイクダウンは決まらず、スタンドに戻ると、ガードの低いマルセーロが思い切りフックを振るう。

 かなり危なっかしい打撃戦に挑むマルセーロに対し、シシリアも大きな振りの左から踏み込む展開と続ける。右を狙いつつ距離を詰めたシシリアの前進に対し、左回りにステップバックするマルセーロは蹴り技を掴まれ尻餅をつく。そのままガードでも寝技を続けたいマルセーロだが、シシリアは当然のように付き合わない。

 シシリアの右フックにテイクダウンを合せつつ引き込んだマルセーロ、ここも寝技の展開には持ち込めず試合はスタンドの打撃戦へ。残り1分を切り、ワンツーから蹴りを繰り出すシシリアだが、彼もまた振りこそ大きいがヒットはない。残り10秒でシシリアの右にテイクダウンを狙い引き込んだマルセーロ。すぐに立ち上がったが、引き込みを2度目見せてはパンチの被弾がなくても、ラウンドを失っただろう。

 2R、シシリアの大振りの踏み込みは変わらず、組みながら引き込むマルセーロだが、蹴りを織り交ぜながらショートフックで距離を詰め、組みにいく。足を取ったが、ヒザをついており、それ以上組むことを続けられなかったマルセーロは、またも大振りのパンチで前へ。時折りシシリアのパンチを受けながら、マルセーロは左ジャブで前に出るように。

 シシリアの右をよけて、左ミドルを蹴り込んだマルセーロ。スタミナを切りかけているようなシシリアは、左フックからヒザ蹴り、右フックを打ち込む。たまらず逃げのテイクダウン狙いから引き込んだマルセーロは、足をきかせることができずパウンドの連打を受けてTKO負け喫した。