追加有機肥料代(400円×5袋)=2,000円Bパターン:田んぼ周辺の除草作業に刈払機(55,000円)+水田用除草剤(3,500円)+追加有機肥料代(400円×5袋)=60,500円刈払機参照 http://www.maruyama.co.jp/products/18/01.htmlCパターン:除草剤噴霧機(購入済み)+除草剤(3,000円)+水田用除草剤(3,500円)+肥料用動力散布機(購入済み)+追加有機肥料代(400円×5袋)=8,500円Aパターン:稲刈用の鎌(800円)+稲を束ねる紐(200円)+モミの乾燥は天日干し+手作業で脱穀作業+道具がないので籾摺り調整作業を農家に委託(8,000円)+米袋(100円×20袋)+コイン精米所での精米作業(300円×20回)=17,000円Bパターン:歩行型稲刈バインダー(400,000円)+稲を束ねる紐(200円)+モミの乾燥は天日干し+手作業で脱穀作業+道具がないので籾摺り調整作業委託(8,000円)+米袋(100円×20袋)+家庭用精米機(38,000円)=440,200円バインダ参照 http://www.jnouki.kubota.co.jp/jnouki/html/product/combine/binderRJ/index.html家庭用精米機 http://www.satake-japan.co.jp/ja/products/household/skm5b.htmlCパターン:乗用型稲刈コンバイン(1,460,000円)+穀物乾燥機(810,000円)+米のモミすり機(400,000円)+選別計量機(230,000円)+米袋(100円×20袋)+家庭用精米機(38,000円)=2,940,000円コンバイン参照 http://www.jnouki.kubota.co.jp/jnouki/Special/racty/index.html穀物乾燥調製機器参照 http://www.satake-japan.co.jp/ja/products/drying/#millingAパターン:自分の家にて温度湿度に気を付けながら保管=0円Bパターン:ネズミ・虫除けのための米保管庫=36,000円保管庫参照 http://www.mkseiko.co.jp/seikatu/rse/index.htmlCパターン:ネズミ・虫・湿気を防ぐための玄米低温貯蔵庫=170,000円貯蔵庫参照 http://www.mkseiko.co.jp/seikatu/ars/index.html以上を3パターンごとに合計して、田んぼの賃料9,000円を加えると……。

まったくお金をかけずに手作業で行うAパターン:合計63,800円ややお金をかけて、ある程度機械に頼るBバターン:合計943,700円お金をかけてとにかく楽に作業するCパターン:5,233,500円――やはり、かなりコストが違いますね。

大まかな作業ごとのコストは以上ですが、実際は割引や中古販売などがあるので機械に関してはもっと安く済みます。

――どのくらい安くなりますか?平均して約3割引程度でしょうか。

この他に機械・道具の保管場所や、燃料代や機械の整備費、田んぼまでの移動手段などが必要になることも考えなければなりませんね。

――この3つのパターンの実現可能性というのは?まず何もかも人力でやるAパターンですが……お金はかかりませんが、まず体がもたないと思います。

毎週土日は山の田んぼで過ごす覚悟が必要です。

一つ一つの作業に時間がとられるため天候が崩れた際の予定変更も容易ではありませんね。

――なるほど。

Bパターンはどうでしょうか?Bパターンでは、Aパターンよりお金はかかりますが格段に仕事量を減らすことが可能です。

定年退職や休日ファーマーになって中山間地でこだわった栽培をしている方に多い形態ですね。

――これは実際に実行している人がいるわけですね。

Cパターンはどうでしょうか?Cパターンでは格段に仕事が楽になりますが、コストも桁違いです。

今回の面積では元が取れるまで大変苦労すると思います。

もう少し耕地面積を確保するのが現実的です。

――では現実を考えると……。

現実的なコストのかけ方としてはBパターンが一番妥当だと思います。

――ということは、合計943,700円のパターンですね。