エアコンの出番を減らす節電テク! (Part1)「グリーンカーテン」は実は簡単!

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昨年に続き、今年も節電の夏がやってきます。

特に関西圏では15%以上の節電要請がされています。

東京圏では、家庭向けの電気料金の値上げが申請されました。

申請が通れば、現在kWhあたり23.34円から25.74円となり、平均値上げ率は10.28%となります。

これはもう、節電しまくるしかない状況だと思いませんか?夏の節電といえば、やはりエアコン。

設定温度をあげる、使用時間を短くする、いっそのこと使わないなどが考えられますが、昨年並みの猛暑に襲われた場合、エアコンなしで乗り切るのは至難の業。

特に日差しが照りつける部屋で、エアコンなしでは室内の温度はあっという間に40度を超える暑さに。

お年寄りや子どもには生命の危険も考えられます。

少しでもエアコンの効率を上げ、電力使用量を抑えるにはどうすればいいのでしょうか? エアコン効率をあげるテクをご紹介します。

グリーンカーテン、緑のカーテンともいいますが、この単語はご存知の方も多いことでしょう。

でも、実際に導入するのは、ハードルが高そうな感じがして尻込みをしている、またどのくらい効果があるのかがわからないので、手を出せずにいるという方も多いはず。

まずはグリーンカーテンがなぜエアコン効率をあげるのに役立つかをご説明します。

窓から差し込む日光は室内の空気を温めます。

もちろん家の外壁も温め、温まった壁から熱が室内へ伝わります。

そうすると、エアコンは室内の空気を冷やそうとフル回転。

当然、使用電気量も増えます。

グリーンカーテンは、この日光の光を窓の外でさえぎる外断熱なのです。

また植物の性質として、吸収した水分を葉の気孔から蒸発させます。

この蒸散作用で葉の周囲の気温は下げられます。

つまり、単純に日をさえぎったよりも、グリーンカーテンで作られた日影は涼しくなるわけ。

日当たりのいい壁面とその横に設置したグリーンカーテンの温度差を計測したところ、最大で21℃も差があったという報告が(横浜市環境科学研究所報第32 号2008)。

それだけの熱量が室内にダイレクトに飛び込んできて、それを室内のエアコンで冷やしていると考えたら、今すぐグリーンカーテンを作りたくなりませんか? さて、その効果がわかったところで、グリーンカーテンの作り方です。

簡単に説明すると、園芸用のネットを、日差しをさえぎりたい窓の外側に張り、そこにつる性の植物を茂らせてカーテンのようにするだけ。

園芸用のネットと聞くとハードルが高そうですが、実は100円均一でも売っているくらいお手軽な商品。

ネットの下側は園芸用の支柱(これも100円均一で入手できます)に結びます。

ネットの長ささえあれば、1階の庭から2階の物干し台までカバーする事も可能です。

短いネットしかない場合、接結バンドやビニールひもなどで連結すれば大丈夫です。

こちらの画像ではネットの上部を棒に通して、物干し台に置くことで、2Fベランダ物干しから1Fまでネットを吊るしています。

もちろんマンションのベランダプランターでも作成可能です。

プランターの場合、いくつか方法はありますが、突っ張り棒を2本用意して、ネットの両端に通し、それを天井と床で突っ張らせ、そこへつるをはわせ、カーテンを作らせます。

こうしておくと、強風や荒天の時には、突っ張り棒をゆるめて、カーテンを下へ降ろしておくことが可能になります。

また、上の方になった実の収穫も楽にできます。

グリーンカーテンに使用する植物はつる性で弾力性があるため、多少折り曲げておいても、大丈夫です。

ネットの準備ができたら次は何を植えるか、です。

つる性の植物ならなんでもよいのですが、おすすめは食べられる実のなるゴーヤ、ヘチマ、キュウリなど。