お茶類が好きだ。

日本茶も紅茶もコーヒーも分け隔てなく毎日ゴクゴクいただく。

しかし缶コーヒーは一切飲まない。

小学生のときはでかけるとミルクいっぱいのジョージアとメロンパンを買ってもらうのが楽しみだったが(当時は缶に入ったコーヒー牛乳を”ジョージア”と呼ぶのだと思っていた)、その後自分で缶コーヒーを買った記憶は一切ない。

ではなぜ「GEORGIAクロス UK-STYLE」を取り上げるのか。

編集Hに「いいから飲んでレビューしてくださいよぉ〜、お願いしますよぉ〜」と緩やかな脅迫にも似たゴリ押しの末に、というか、返事をする前に送りつけられたのだ。

コーヒーにダージリンティーがブレンドしてある、という点にちょっと惹かれて承諾しようと思ってはいたから問題はないのだが。

あの押しの強さは彼女の武器だ。

大切にその刃を磨いていってほしい。

さて。

「コーヒーに、ちょっと紅茶」とキャッチのついたGEORGIAクロス UK-STYLEは、ブラジル産コーヒーに100%のダージリンティーエキスを加えているという点が特徴。

コーヒーと紅茶といえばもうそれぞれが一大ジャンルだ。

チョコエキスやバニラを加えてみました、などという生やさしいものではない。

W主役というか、主食と主食のぶつかり合いというか。

パンをおかずにごはんを食べるようなものだ。

グラスに注いでみると、見た目、香りともにミルク入りコーヒーそのもの。

口にするやコーヒーの香りが鼻に抜け、その後紅茶がブワッと広がった。

コーヒーと紅茶がケンカしながら流れてくるかと思いきや、意外な後詰め戦法だった。

実に不思議だ。

「どうぞどうぞ」「ではお先に」と譲り合い、それぞれが良いところを発揮している、そんな印象を受ける。

われ先にと人を押しのけていては良い結果は生まれませんよ、と教えられているようだ。

ジョージア、深い。

ただ、乳っぽさと甘さが少し気になった。

もうちょっとスッキリしていれば夏に常飲する飲料としては打ってつけだったように思う。

また、「缶コーヒー=高カロリー」という図式が頭に刷り込まれている女性も多い。

今度はぜひストレートで作っていただきたい。