オープンから1週間 大盛況の『東京スカイツリ』ーに登ってみました

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2012年5月22日、ついにオープンした『東京スカイツリー』。オープンから初の週末を迎えた翌日の月曜日、人もまばらだろうと思いスカイツリーに行ってみたが、平日の昼間なのに、到る所に人、人、人。正に大入りのスカイツリーに取材に行ってきました! 

●真新しいスカイツリー駅到着
とうきょうスカイツリー駅
東武スカイツリーラインで浅草駅から約14分、スカイツリーに到着である。3月17日に「業平橋駅(なりひらばしえき)」から、「とうきょうスカイツリー駅」に改称したとのこと。そこには朝なのに超満員の人、人、人。まるでお祭りである。入り口の階段には行列までできていた。筆者は大事な機材を持っているので混雑を避けて脱出、反対側の押上駅のほうに向かった。こちらはあまり混んでおらず、降りた時ににスカイツリーも一番見えやすい。スカイツリーへの入り口も比較的空いているので、個人的には押上駅がオススメだ。

●登頂前に少しソラマチへ
スカイツリーに登る階段は、記念撮影をしようとしている人で多くにぎわっている。皆おみやげや、ここでしか買えない珍しいグッズ、催し物に夢中なようだった。筆者も一つ気になったお店があったのでそこを紹介してみようと思う。

銀座夏野
筆者が東京ソラマチを歩いていると、木でできた看板のようなスカイツリーを発見。和をイメージしているなと思い、通り過ぎようとした瞬間違和感が。そこに『スカイツリー箸』と書いてあったのだ。お店の名前は“銀座夏野”。店内にはズラーッと色々なお箸が飾ってあり、色合いがとても面白く、何か引き込まれる感覚になった。

スカイツリー箸
ここのお店の目玉商品である『スカイツリー箸』。お店の名前に銀座が付いてるので高そうなイメージだが、税込み840円とリーズナブルな値段でこだわった天然木のお箸が買えるのはお得ではないだろうか。形も面白く、置いた時に箸置きがなくても、箸が机に直接触れないような設計になっている。お店の人も気さくで、いい笑顔で迎えてくれるぞ。

●いよいよスカイツリーへ
真下から
さぁ、待ちに待ったスカイツリー。今回の主役はコイツなのだ。遠くから見てもデカかったが、真下で見るとやっぱりデカい。というかてっぺんが見えない! 筆者もそうだが皆、スカイツリーを見上げている。ふと目線を降ろしてみると、見上げるときにどうしても口が開く人が多い。横から見ると間抜けなので、見る時は気をつけよう。ああ、そうだ。見上げているより筆者は今日上れるのだった。チケットカウンターへ行ってみることに。

チケットカウンター
窓口では広く液晶で大きく番号が表示されており、見やすくなっている。チケットを交換して検査ゲートへ向かうと長蛇の列が……! でもそこは安心。飽きさせないようなオブジェがあったり、天井付近にモニターが置いてあるだけでなく、スタッフさんがエレベーターや、スカイツリーの疑問に優しく答えてくれたりする。その時スタッフさんに教えて頂いたのだが、地上から350メートル地点の“天望デッキ”(第1展望台)までは4台のエレベーターが、“天望デッキ”(第1展望台)から地上450メートル地点の“天望回廊”(第2展望台)までは、2台のエレベーターで運んでくれるらしい。地上から“天望デッキ”(第1展望台)までのエレベーターは東芝製で、“天望デッキ”(第1展望台)から“天望回廊”(第2展望台)までのエレベーターが日立製だ。そうこうしているうちに、行列がガバッと減ってゲートの中へ。

●高速エレベーター体験
オシャレ空間
ゲートをくぐりぬけると、紫色の照明で、天井に一面に花が咲いたような感じになっているオシャレな空間が広がった。順々にエレベーターが上へ行ったり、下へ行ったりする中、ドアが開いてたまに内装が見える。かなり心が躍る瞬間である。

ここで一つ疑問が浮かんだ。先ほど教えてもらった4台のエレベーターが目の前にあるのだが、内装がすべて違うのだ。一つは華やかな内装だったのが、もう1個はゴールドな内装だったりする。不思議に思っていると、先ほどのスタッフさんがいたので聞いてみることに。話によると、エレベーターは季節ごとにテーマが決まっていて、入り口から順に、春・夏・秋・冬というイメージの内装がそれぞれに施されているそうだ。伝統である彫り物と、現代の物であるエレベーター、日本独特の四季を融合させたな感じを味わって欲しいとのことだった。今回は特別に4台すべてのエレベーターの内装を見せていただくことができた。

春
 
後ろには春一番をイメージさせる、風のような表現と掘り物独特の桜が無数に広がり、非常に美しい。

夏

光を散りばめて、万華鏡と花火を融合させた花火。想像をするのはやはり隅田川の花火大会だ。スカイツリーから見れればさぞやすごい光景になるだろう。

秋

エレベーターの中で一番きらびやか。金箔(きんぱく)をぜいたくにつかったクジャクをイメージしたエレベーター。浮き出る掘り物も背景もすべて金で、とても豪華。

冬

唯一スカイツリーが彫り物で表現されているこのエレベーター。雲に包まれているスカイツリーが印象的で、鳥もキレイに掘られている。

続々と人がエレベーターに吸い込まれ、とうとう自分が乗る番になった。エレベーターは少し中が暗く、四季のイメージが映える形となっていた。私は緊張しながらスタッフさんにエレベータの中へ案内された。中はかなり広く、20人ぐらい乗っても全然きゅうくつではなかった。「それでは大空へいってらっしゃい」と言われると扉が閉まった。

液晶
エレベーター乗ってみてまず思ったのが、すごく静か! 乗っている乗客の感嘆の声がよく聞こえるほどだった。エレベーターの中では未来的な音楽が流れ、スピードと高度を示す上部の液晶が印象的。自分がものすごく高いところへ行くという高揚感でワクワクしていると、1分かからずアッという間のスピードで液晶が350メートルを示し、扉が開いて明るい光が視界一杯に広がった。ほんとうにアッという間だった。

●天望デッキ350メートルの大迫力
大パノラマ
広がるは350メートルの大パノラマ。子ども大人関係なく、生唾をゴクリと飲んじゃう景色である。怖くて泣き出す子どももいたほどだ。筆者も体を乗り出して下を見ると、小さく「おぉ」と声が出てしまった。

いろいろな発見がある
いつもは東京を下から見上げているが、上からみると緑が意外と多く、結構、建物の配置がキレイなんだなと思うところも。色々な発見があったりする。筆者自身、東京に来た日が浅く、どの方面に何があるのか細かいところはわからなかったりするが、色々説明版や案内用の液晶もあり、わからなくても親切に教えてくれる。とてもハイテクなタワー施設だ。

床がガラス
床がガラスになっている場所があり、だれもが乗るのをちょっと拒むゾーンがあったが、今回がんばって乗ってきた。筆者は乗る前に「下を見なければ大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせていたが、チラッと見てしまい、一瞬気が遠くなった。面白ゾーンもまだまだあるが、是非皆スカイツリーに行って体験してほしい。

●安心と安全を配慮
筆者が行った“天望デッキ”(第1展望台)は地上350メートルで、その上に地上450メートルから見渡せる“天望回廊”(第2展望台)がある。そこは“天望デッキ”(第1展望台)からエレベーターで行けるのだが、結構待ち時間がすごい。筆者が行った時には既に70分待ちであった。ちょうど先日のオープン日に、今回紹介できなかったこちらのエレベーターが止まってしまった報じられた。列の整理をしていたスタッフさんに聞いてみると、止まった際、中に乗客はおらず、意図的にスカイツリー側が止めたそうなのだ。22日はくもりで、強風であったためこのような対処をとったらしい。風速での危険を考えて、安全を第一に考えての事だった。安心と安全を作るところから運営を考えているスカイツリーに是非遊びに行ってみて欲しい。