マカオ特別行政区の崔世安行政長官は26日、「広東省とマカオでは現行の通関時間の延長に努力しており、将来的には通関時間を24時間体制にしたい」と述べた。中国国際放送局が報じた。

 崔世安行政長官は、「現在、広東省とマカオは新通路開通の文書を作成しており、できるだけ早く中央政府に申請を提出する」と述べた。

 崔世安行政長官は同日午前、28日に開催される第1回中国(北京)国際サービス貿易取引会の開幕式に出席するため、北京に向かい、「今回、商務省などの部門と接触するチャンスがあり、中国がマカオに物資を供給して、商品の供給源を拡大させることや、マカオの緊密な経済貿易関係の構築などについての検討ができるものと信じている」と述べた。(編集担当:村山健二)