防犯カメラの威力

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東京メトロ副都心線の渋谷駅構内で、男性が刃物で刺され重症を負った事件の容疑者が逮捕された。このニュースだけを見ていればなぜ渋谷駅で? と思っていたかもしれないが、帰国したときに初めて東京メトロ副都心線の渋谷駅を利用してみて、それが通勤時ピークを外した日中だったのかも知れないが、意外に人通りが少ないことに驚いていたので、そんなことから恐ろしい事件も起きたのだろうかと考えていた。

こちらニューヨークは9・11のテロ以降、防犯カメラが至る所に取り付けられるようになった。バスの天井にも写真のような防犯カメラが取り付けられている。住居に関しても大きな集合体のアパートではエレベーターや洗濯室、廊下、ジムにも防犯カメラは設置されていて、特にジムの多すぎる防犯カメラには辟易するが、全くない状態とありすぎる状態どっちがいいかと問われればある方がいいに決まっている。

防犯カメラの設置具合で防犯対策の厳重さは計れると思う。今回の事件でもし、それがJR渋谷駅のような人が多い場所で起こっていれば容疑者も刃渡り30センチのサバイバルナイフを取り出す隙もなかったのではないだろうか。同じ渋谷駅でもJRの人ごみと東京メトロ副都心線の意外な死角の違いは大きすぎる。

物騒な世の中である。東京はニューヨークに比べて治安はよい。その東京で護身用ナイフとは一体何なのだ? ニューヨークのタクシードライバーに以前聞いたことがある。護身用でもナイフはご法度であると。ニューヨークのタクシードライバーこそ護身用のナイフを持たせたい気持ちにもなるが、そんなことは許されるはずはない。

東京やニューヨークなどの大都会では路上での小競り合いや、小さなことから大きな事件に発展してしまうケースも多い。とにかく人が多いから、人と人がぶつかることは日常茶飯事で「すみません」のひと言を早めに発していれば事件にならなかった場合もあったであろう。

それでも事件は起こるのである。警察官の目の届かないところに防犯カメラを設置することでどれだけ犯罪を防止しているかである。今回の事件もこの防犯カメラに容疑者が写っていたので、特徴あるバックパックの色から防犯カメラの映像を見た人たちから情報が取り寄せられたのである。犯人探しにおいて防犯カメラは一網打尽である。

監視されているのはいい気分ではないが、防犯カメラの威力は大きい。

画像:「security cameras」『flickr from YAHOO!』
http://www.flickr.com/photos/45735558@N02/4993213249/in/photostream/

※この記事はガジェ通ウェブライターの「あおぞら」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?