26日(土・現地時間)、ラスベガスのMGMグランドガーテン・アリーナで行われるUFC146「Dos Santos vs Mir」。全12試合が組まれた同大会には、メインカードとプレリミ合わせて5人のブラジリアンが出場するが、ここでは待望のデビュー戦を迎えたグローバー・テイシェイラと5連勝を賭けて戦うエジソン・バルボーサにスポットを当ててみたい。

これまでMMA戦績17勝2敗のテイシェイラは、ここ2年ほどブラジル国内に残るライトヘビー級ファイター最強という異名を持ち続けてきた。米国滞在時に数々のグラップリング大会で結果を残し、旧WECでMMAデビュー後も08年まで米国でキャリアを重ねてきた。この間、7戦目にソクジュをKOで下し、TPFの前身PFCでも連続TKO勝ちするなど、テイシェイラは当時からメジャー進出目前といわれてきた。

ビザの関係で帰国を余儀なくされ、国際舞台から姿を消すも、ブラジル国内のMMA大会で10連勝を達成、同時にADCCでも活躍するなど、実力者振りに磨きを掛け続けた。UFCも早くからテイシェイラ獲得に乗り出していたが、ようやく就労ビザが取れることとなり、待望のオクタゴンデビューを迎えることとなった。TUF8出身のカイル・キングスベリーとの対戦となるテイシェイラだが、打撃戦で打ち勝つことができれば、世界最高峰の舞台で相当なインパクトを残すことも可能だ。

一方、バルボーサはMMAデビュー以来10連勝中で、UFCでも既に4勝と結果を残している。その卓越した打撃は、MMAでも腰高でバランスは中央、ワキを締めてガードも高いというキックスタイルを通している。そんなスタンスだからこそ、強烈な武器となるローキックや、体重の乗ったハイやミドルを蹴ることができるのだが、ここまで打撃ファイターとの対戦が続いたため、テイクダウンやケージレスリングという局面は殆ど見せていない。

そんななか、今回の対戦相手は、元WEC世界ライト級王者ジェイミー・ヴァーナー。UFCライト級戦線で、バルボーサと双璧をなす蹴りの使い手ドナルド・セラーニを打撃とテイクダウンのコンビネーションから、パウンドで削り、勝利した過去を持つ。ステップの歩幅を変えて、対戦相手を翻弄するバルボーサが、ヴァーナーの組み技を立ち技で完封できるなら、タレント揃いのライト級にあっても、タイトル挑戦に名乗りをあげる資格は十分にあるといえる。

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