キーボード操作のときの腕の負担は○○○で改善する

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 突然ですが、質問です。“腕の付け根”は身体のどこだと思いますか?
 
(1)肩関節
(2)肩甲骨

 腕の力を使うとき、実はこの腕の付け根としてどの部分を意識するかによって、出すことができる腕力が大きく変わってくるというのです。
普通、腕を回したり、腕に力を入れたりする際には肩関節を意識してしまいます。しかし、気功療法家の小池義孝さんは『ねこ背は治る!』(自由国民社/刊)の中で、腕力を出したいときは「肩甲骨」を意識したほうがいいといいます。

 では、どうして人間は腕の付け根を肩関節だと思ってしまうのでしょうか。
 人間の意識はどうしても目立つところに向いてしまいます。腕を上げる動作をしても動きが大きい手先ばかりに向いてしまい、肩甲骨まで意識がまわりません。だから、腕を上げる動作を、手先を動かすイメージで捉えてしまいがちになります。
 その意識すべき肩甲骨は、肩の骨、そして鎖骨とつながっています。そして、鎖骨にぶら下がるようにして積極的に大きく動きます。また、肩の骨ともつながっているため、肩甲骨が動くと肩関節も動く仕組みとなっています。
 この事実を知った上で、肩甲骨を意識して腕を大きくぐるぐると動かしてみましょう。動きがダイナミックになっているはずですし、回しているときに気持ち良さもあるのではないでしょうか。この“肩甲骨を意識すること”が腕力が上がる大きな要因になります。

 肩甲骨は体の幹部にあるため非常に筋力が強くなっており、肩関節から指先までの筋肉だけで腕を使うのと、その差は歴然です。
 例えば、腕相撲をしてみてください。肩甲骨を意識して力を入れるだけで、力の入り具合は大きく変わるはずだと小池さんは指摘します。また、腕の疲れにつながりやすいパソコンのキーボード操作も、肩甲骨に意識があると違ってくるといいます。腕の左右上下の移動は肩甲骨、キーを叩くのは指と言う風にはっきり役割分担をさせてみると、負担が軽くなるそうです。

 肩甲骨を意識することは古武道などの世界では常識的ですが、一般にはまだまだ浸透していません。
 『ねこ背は治る!』は従来の間違えた身体へのイメージを払拭し、正しい知識を伝授して改善を促す一冊。呼吸、姿勢、腕力などについて、多くの人がまさに目から鱗ともいえる改善を体験しているといいます。
 何はともあれ、まずは肩甲骨を意識してみて、実際にどう変化するのか体験してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)