北朝鮮の武装勢力拿捕された中国籍の船3隻の船員29人が、21日、解放され中国に帰国した件に関して、中国内で反北朝鮮の世論が高まっていると24日付けの韓国紙「ハンギョレ新聞」が報じた。

同記事では、拉致された29人が北朝鮮の軍人に暴行され無理やり書類にサインさせられるなどの待遇を受けたばかりか、拿捕の地点を誤魔化すために衛星記録を全て消したという証言もあり、中国版ツイッター「微博」には、「北朝鮮食堂をボイコットすべき」「北朝鮮への支援をやめさせるべき」などの意見が殺到しているとを伝えている。このような露骨で強硬な反北世論が中国内で高まったのは、北朝鮮が核実験を行った09年以来だ。

また、北朝鮮側は中国のオーナーに非公式ルートから身代金を要求したとも言われており、その金額は270万元(約3億円)と報じられている。

記事を受け、韓国のネット掲示板には、「さすが北朝鮮。体張っている」「もしアメリカと同じ揉め事があったら我々は北のように行動できるだろうか」「北の連中が新しい稼ぎ口をみつけた」など、韓国と中国の海域争いが続いているためか、冷やかしながらも北朝鮮を支持するかのような反応が続いている。

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