きゃりーぱみゅぱみゅやローラなど、「元・読モ」タレントたちが女のコの支持を集めている。しかし、男子には「読モ」のすごさがどうもピンとこない。そこで、人気読モを多数輩出するギャル系雑誌『Popteen』の矢部信子編集長に、読モの魅力を聞いた。

 そもそも、「読モ」はプロなのか、アマチュアなのか?

「読者モデルとは、その名のとおり元は“読者”、つまり普通の女のコです。そのコたちが、いろんなきっかけで雑誌に載ることになるわけですが、ほとんどのコは、最初は街角スナップや企画ページに小さな顔写真が載る程度。そこから人気が出るとファッションページにプロのモデル顔負けの存在感で取り上げられたり、特集が組まれたりするようになるんですよ」

 どれだけ大きく取り上げられようと、「読モ」は基本的に普通の女のコ。同誌でも、企画ページなどに登場する読モを“POPガール”、ファッションページなどに登場する読モを“POPモデル“と呼び分けるなど、その扱いに気を配っているようだ。

 では、どうして普通の女のコである「読モ」が、これだけメジャーな存在になったのか?

「実は読モブームって、昔からあったんですよ。1995年に高校生をモデルとして起用した『東京ストリートニュース!』が創刊されて、第1次読モブームが起こりました。この雑誌には、妻夫木聡や降谷建志、青木裕子、高島彩などが読モとして登場していましたね。その後、しばらくしてからブームが一時終息したんですが、2007年に『Popteen』で益若つばさちゃんがブレイクして、今のブーム一番の盛り上がりにつながっています」

「経済効果100億円の読モ」と呼ばれた益若つばさが、現在の「読モ」ブームのきっかけを作った。その後は、ギャル系のみならず、原宿系ファッションを好む女のコの間でもカリスマ読モが誕生。ガーリー&カジュアル系ファッション誌『SEDA』の小山田明代編集長によると、同誌でも2007年頃から誌面に登場する読モが急増したという。

 しかし、やっぱり男子にはこれだけ「読モ」が人気となるのかわからない。

「彼女たちは、プロのモデルのようにスタイルが抜群にいいわけではありません。顔にコンプレックスを持つコもいます。それをカバーするためにヒール靴が欠かせなかったり、メイクテクを磨いたりと、キレイになる努力を惜しまず、その過程を誌面で見せてくれるんです。それも、学生やフリーターのコが多いので限られた予算の中で。そんなところが『マネしやすい』『親近感が持てる』という魅力につながっているのでは?」(小山田編集長)

「それに読モは、タレントさんと違ってタブーがないので恋愛でも家族のことでも、悩んだり病んだりしていることを赤裸々に話してくれるんです。そんなところに共感し、ファンになる読者も多いですね」(前出・矢部編集長)

 あくまで読者と同じ“普通の女のコ”であるからこそ、身近な感じに惹かれつつ、努力して成長する過程が共感を集めるようだ。

(取材/short cut[榛村季溶子、岡本温子]、team COTTON)

■週刊プレイボーイ23号「2012 終わらない“読モ”ブーム最前線」より

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