いともたやすく行われた格安航空のえげつない行為

写真拡大

あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『奴らはお客様の手間を最大限に優先し、お客様から1円でも多くの追加料金を搾り取る事をモットーとしていた』。……な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…民族性だとか新ビジネスだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

5月18日の朝のことさ……オレはよォ、上海の浦東空港から日本へ帰る途中だった。8時40分発の集住航空便。『茨城空港』へ到着する……いわゆる、『格安航空』ってやつさッ

オレはうぬぼれていたんだ。これまで何度も乗っているから、全然大丈夫だってな。つまり、オレは重量のことを言っているのさッ。この会社はよォ、確かに日中航空券が税金込み『2万2千円ぐらい』って馬鹿安を打ち出してるけどよォ、その代わり、重量は持ち込み5kgまで、最大15kgまでっつー、とんでもなくキビシイィ制限があるのよ。その重量を、たとえ0.1kgでもオーバーしたら、1kgにつき1500円(115元)を払わなくちゃならネェ。

意外!……列を並んで、ようやくチェックインカウンターに来たが、気付けば、オレの荷物は『16.9kg』。ノートパソコンを抜いても(これだけは抜いても良いんだ)、この重量なんだ。つまり、『1.9kg』のオーバーっ、『1kg分の追加料金を払え』て訳さ。やれやれだぜ。

窓口の奴が「あっちへ行け」って言うからよォ〜、指示に従って、別の窓口でパスポートだすとよォ、そこでも何か小さな紙を書いて、また『あっちへ行け』だ。『別の窓口』に並び直して、また何か手続きをして、そこでようやく金を払った。ここで、オレは安心しちまったんだ。だがッ!ここからが、また長かったんだッ!

オレはまた列を並び直して、もう一度、チェックインカウンターに来たぜ。『さっきと同じ奴』じゃねぇか。すると、奴は言うんだ。重量が合計で『17.0kg』だってな。それで、また『別の窓口』で、『もう1kg分の追加料金を払え』って言うじゃねぇかッ??オレはよォ、スゲーッ憎たらしい気分になったぜ。替えを忘れて汗だくのパンツを風呂上りに履かなきゃならねぇと分かった真夏の夜のよーによォ〜ッ

どうせ、お前たちは今まで食ったパンの枚数……じゃなかった、乗客の事なんて覚えていねぇだろうけどよ、オレにとってはひとつひとつ、一秒一秒が人生の記憶と大切な時間なんだ。旅に関わる仕事、つまりプロってやつは、もっとお客様の時間を大切にしなくちゃならねぇんじゃねぇのかッ?

そのあと……結局、オレは余計に115元を、『別の窓口』で支払った。で、でよォ、相手の女はよォ〜、何か紙をペッと出して、そのままこっちに目も向けねぇ。オレは聞いたぜ。「これでいいのか?」ってな。奴は「可以(OK)」と答えた。このそっけなさッ仏教面ッ!分かっちゃいるけどよォ〜、この国はおもてなしってやつを知らねぇ!特に、ドタマに来てる客にとっちゃあ、この差は大きい!

『もう列を並ばなかった』。オレはもう、日本人らしく、しずしずと、礼儀正しく、最後尾に並ぶつもりはなかったぜェェェ〜。オレは大袈裟に、チェックインカウンターに戻って、『さっきの奴』の目の前に、パスポートを投げつけてやったッ!今度は、すぐに手続きしてくれたぜ。謝罪は一切、なかったけどなッ

ちなみに言っておくけどよォ〜、貧乏なオレは珍しく、特等席を予約していたんだぜッ。2000円の違いだけだけどよォ、一応、春秋航空の『ビジネスクラス』って奴なんだぜェ〜。茨城空港側だと、専用の窓口があって、すぐにチェックイン出来るんだが、浦東空港側は最初から最後まで、何の特典もねぇ。

春秋航空ッ!命がけの貪欲さと効率の悪さッ!ぼくは敬意を表するッ!

【記事:G・JOE?】

▼外部リンク
ジョジョ・名セリフ集
ジャン=ピエール・ポルナレフ