トム・クルーズが『Playboy』誌のインタビューで、新作映画『ロック・オブ・エイジズ/Rock of Ages』や、デフ・レパードとのエピソードを語った。

トムは『ロック...』の中で、デフ・レパードの「Pour Some Sugar On Me」やボン・ジョヴィの「Wanted (Dead or Alive)」など、80年代のハードロックの名曲を歌うロックスター、ステイシー・ジャックスを熱演。彼はこの撮影に入る前に、アクセル・ローズのボーカルコーチについて、トレーニングを積んだことを告白した。

「役のために新しいスポーツや技術を学ぶようなものだよ。声帯からどうやって息を頭や胸に通したらいいのか、学ばなければならなかった。声を鍛えるには、毎日やらなければならないんだ」

しかし、トムにとって一番難しかったのは、撮影初日にデフ・レパードを目の前に歌うことだったようだ。トムの歌を聴いていたデフ・レパードのボーカル、ジョー・エリオットがひどい言葉を投げかけたようだが、それはまったくの冗談だったようだとし、以下のように振り返った。

「ジョー・エリオットが僕のことを指差して、『ファック・ユー!』って言ってきたんだ。でも彼らは笑っていたから、彼らに認めてもらえたってことがわかった。すごく素敵な瞬間だったね。僕は彼らの音楽を馬鹿にしているわけじゃなくて、たたえているんだということを理解してもらうのは、とても重要なことだったからね」

「Pour Some Sugar On Me」を歌うトム・クルーズ(音声のみ)

『ロック...』で伝説のロッカー、ステイシー・ジャックスを熱演するトム