伊勢丹新宿本店が再開発 「世界最高のファッションミュージアム」を目指す

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 三越伊勢丹グループが「伊勢丹新宿本店」の再開発の詳細について発表した。2012年6月の婦人肌着売場マ・ランジェリーを皮切りに順次リモデルし、2013年春までに全館のリモデルを完成させる予定。丹下都市建築設計代表取締役社長丹下憲孝氏と、グラマラス代表取締役社長森田恭通氏を起用し、「世界最高のファッションミュージアム」の実現を目指す。再開発への総投資額は約90億円。 伊勢丹新宿本店が再開発の画像を拡大

 伊勢丹新宿本店の再開発では、伝統とモダンが共存し独自の編集企画で常に新鮮な情報発信をし続ける「ミュージアム」と同様、ファションをアートとして捉えて「作品を目で見て感じる」ことに加え、五感のみならず第六感に響く新たな環境空間をMDや仕掛けと連動して世界に先駆けて構築することを目的としている。これまで重要な提供価値と位置づけてきた「MD」、「展開分類」、「仕掛け」、「サービス」、「環境」の5つの分野を世界最高という観点から進化・融合させ、買い物の目的だけではなく人々が自然に集う魅力的な場所を提供する。 再開発に合わせて、1階は上層階への期待感を湧かせるようなフロア、地下2階は美と健康のフロア、2階は様々なジャンルのアートが混在する「旬」をテーマにしたフロア、3階は最もエッジの効いた世界最先端のファッションが揃う「モード」のフロア、4階「本物・上質」をテーマに究極の贅沢を可能にするフロアと、新たなコンセプトを設定。各フロアのエスカレーター周辺には、「フロアを回遊する上で起点かつ終点となる『パーク』という空間」を設置。美術館・博物館におけるホールの役割を持たせ、伊勢丹でしかできない企画やコミュニケーション、情報を発信する。なお、リモデルの工事期間中に店舗を閉めることはなく、壁を使用したアート展示などが計画されている。