新作『ローレス/Lawless』のワールドプレミアに出席するため、カンヌ国際映画祭に向かっているシャイア・ラブーフ。さらに、批評家週間で自らの監督作となるショートフィルム『ハワード・カンター・ドットコム/Howard Cantour.com』もお披露目されることがわかった。

シャイアが監督を務めるのは今回が初めてではなく、2011年にキッド・カディを主演としたショートフィルム『マニアック/Maniac』でメガホンを取っているほか、カディの「Marijuana」のミュージックビデオも手がけている。今回の『ハワード...』は、「映画評論家に対する自分なりの評論」という内容になっているようだ。

ちなみにシャイアはその正直な物言いで有名で、2010年のカンヌでは、自身の出演作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年)を批判したことで話題を集めた。このため、今回も何かが起きるのではと期待されている。

彼は当時、以下のように『インディ...』をバッサリと切り捨てていた。

「観客は賢いと思う。駄目な作品を作ったことは観客には伝わっている。だからそれをこちら側でも認めないと、信用してもらえるわけがないんだ。僕とハリソン・フォードは随分話し合ったよ。彼もこの映画については納得がいってなかった。もっとアップデートされた作品になれていたと思う。世界的に受け入れられなかったのには、理由があったと思うよ」

『ローレス』は8月31日から全米公開される予定。