【おはよう短編小説】皆さんおはようございます。僕は根村英紀です。今日は月曜日の朝ですね。眠いかもしれませんが、天気が良いと空気が澄んでいて気分が良いものです。私はこれから寝ます。皆さんは頑張って会社で働いてきてください。私は今から寝ますので、起きるのは17:00ごろですね。

でも今日は週刊少年ジャンプの発売日ですから、ババアが僕の部屋のドアの前に置いといてくれているはずなので、それを読んでから寝ようと思います。近くのコンビニエンスストアには夜中の2:00ごろに週刊少年ジャンプが入荷しますので、ババアには、遅くとも4:00には買いに行くように教えてあるのです。

ところで皆さんは、どうして働いているのですか? 何のために働いているのですか? 僕は働いていませんが生きています。ババアと親父がお金をくれますし、食べ物も作ってくれます。欲しいものはAmazonとか楽天で注文すればすぐに手に入ります。いっさい部屋から出る必要がないのです。

皆さんは、どうして働いているのですか? 僕みたいにゆっくりと好きなことをして暮らせばいいのに。あなたの目と僕の目、どっちが生き生きとした目をしているでしょうか。どっちが、死んだ魚のような目をしているでしょうか。

僕は世間的にいえばニートかそれ以下の存在ですね。でも、人生が楽しいかどうかと言われれば、少なくともあなたたちよりは楽しいですよ。僕は中学校時代は電車で学校に通学していました。そのとき通勤通学の満員電車に乗っていた人たち、みんな死んだ魚のような目をしていました。

僕自身も、死んだ魚みたいな目をしていたと思います。僕は高校を1年生でやめてニートになりましたが、好きな時に寝て、好きな時に起きて、好きなことをする毎日が楽しくて仕方ありません。友だちは掲示板とか Skype にいますし、寂しくないです。

皆さんの考えというか価値観だと、仕事ってお金を稼ぐ手段ですよね。そしてお金は、人生を豊かにするためのアイテム。でも人生の大半って、仕事をしているわけでしょう? だったら人生を楽しむなら仕事を楽しむべきじゃないですか? お金も重要だけど、それ以上に重要なのは楽しい仕事を見つけることなんじゃないんですか? 楽しい仕事をやってこそ楽しい人生なんじゃないんですか?

・24時間は3つの時間帯に分けることができる
朝の8時間:仕事 楽しい仕事をして過ごす時間
夕の8時間:自由 趣味や好きなことをして過ごす時間
夜の8時間:睡眠 快適な眠りをする時間

仕事が終わってからのアフター5、飲んだり食べたり遊んだり、お金を使えば楽しい時間をすごせます。お金を使わなくても楽しいという人もいるでしょう。でもお金があると有意義な時間を過ごせる確率は高くなります。よって、夕方からの8時間はお金が解決してくれます。そして夜は、快適な布団と環境で寝ることができればストレスや疲れが消えて癒やされます。よって、夜の8時間は寝具が解決します。

残りの8時間、そう、仕事の8時間はどうでしょう? 皆さんは楽しい時間を過ごしていますか? 人生の1/3ですよ。もしくはそれ以上の時間を仕事に費やしているのですよ。だとしたら、お金以上に仕事の楽しさって重要なんじゃないんですか? なのに仕事をつまらなそうにしているっていうのは、よく寝られない寝具で不快になりつつ我慢して寝ているようなものですよ。

でも僕には楽しい仕事を見つける気力も能力もありませんので、ニートという道を選びました。みんなに平等に与えられた時間、どれだけ楽しい時間を過ごせるかが重要ですからね。好きな仕事につけないなら、ニートになるしかないんですよ。すごく気楽で楽しいです。

僕の戯言を聞いてくれてありがとう。さあ皆さん、僕のことはいいので、ほら、働きに行ってください。僕は週刊少年ジャンプを読んでから寝ます。眠くても二日酔いでも我慢して通勤しているわけですから、よほど楽しい仕事なのでしょう。うらやましいです。いってらっしゃい。おやすみなさい。おっ? キッチンからベーコンが焼けるニオイがしてきたなぁ。ババア、今日は目玉焼きとベーコンか。食ってから寝てやるか。