「9年ぶり28回目のスクデット、おめでとう。あなたたちは再びセリエA最高のチームとなった。素晴らしい」

FIFAのジョセフ・ブラッター会長が、ユヴェントスのアンドレア・アニェッリ会長に手紙を送り、ユヴェントスの今季の優勝を祝った。手紙のンかアで、同会長は「喜んで最大限の賛辞を送りたい」としている。

ブラッター会長は手紙の中で、ユヴェントスがはく奪された2つのスクデットの返還を要求していることや、10回の優勝ごとにユニフォームにつけるステッラ(星)に関する権利についてはは触れていない。だが、同会長は優勝が28回目だとしており、イタリアサッカー連盟が認めた前回の優勝が9年前だったとしている。

「先週、見事なパフォーマンスを経て、ユヴェントスは28度目のタイトルを獲得した。素晴らしい結果で、すぐに喜びや歓喜へとつながった。9年ぶりにユーヴェは再びセリエA最高のチームというタイトルを手にしたからだ」

「この歴史的な結果に、私は会長や全選手、監督たち、スタッフ、経営陣に賛辞を送りたい。多くの成功を収め、すべてがうまくいくことを願おう!」

だが、スクデットの回数については、サッカー界の別の主役も発言している。そのうちの一人が、ユヴェントスの歴史的な敵であるペスカーラのズネデク・ゼーマン監督だ。

同監督は11日の会見で、「ユヴェントスのタイトル? 私は多くても22回か、23回だとするね…」と述べ、「誰もが好きなようにやればいい。私だって、2つの小さな星をつけることができるはずだ」と続けた。