ウェス・アンダーソン監督の最新作『ムーンライズ・キングダム/Moonrise Kingdom』から、舞台裏&解説映像が到着した。

『天才マックスの世界』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』、『ライフ・アクアティック』、『イカとクジラ』、そして『ダージリン急行』と、ユニークかつ人々の印象に残る作品を発表してきたアンダーソン監督。

今回の『ムーンライズ...』ではなんと、"ハリウッドのタフガイ"ことブルース・ウィリスが、"タフじゃない"役に扮している(彼が演じるのは、人当たりのよい地元の警察官、キャプテン・シャープ)。ナレーションを務めるのは、『ゴスフォード・パーク』や『レディ・イン・ザ・ウォーター』など、数多くの作品に出演するボブ・バラバンだ。

今回の映像では、ブルースが車を運転したり、走りまくったり、人工雨に打たれるなどするようだが、"逆さ吊りにされる"シーンはどうやら、スタントを使っているらしい。

1960年代のニューイングランドを舞台にした『ムーンライズ...』。サム(ジャレッド・ギルマン)が子供時代の片思いの相手、スージー(ケイラ・ヘイワード)と家出をすることからすべてが始まるようだ。出演はキャプテン・シャープ(ブルース)のほか、スカウト・マスター・ワード(エドワード・ノートン)やローラ・ビショップ(フランシス・マクドーマンド)、ローラの夫ウォルト(ビル・マーレイ)ほか。フォトギャラリーはコチラからお楽しみください!

『ムーンライズ・キングダム』解説映像&舞台裏
島の警察署長、キャプテン・シャープを好演したブルース・ウィリス
子どもたちは"小さな警察官"役をエンジョイ

『ムーンライズ・キングダム』は第65回カンヌ映画祭のオープニング作品として、5月16日(水)に上映される。アメリカでは5月25日(金)より限定公開。日本公開にも期待しよう。