ユナイテッドアローズ、貴重なアーカイブ所蔵「N&UA 企画資料室」開設

写真拡大

 ユナイテッドアローズが、貴重なサンプルや書物、アーカイブ資料などを集めた「N&UA 企画資料室」を、東京の本部オフィスに開設した。オールドテキスタイルなどの所蔵品は、アィベックス代表取締役の永森達昌氏が提供。オリジナル企画商品開発力の向上を目的とし、本格稼働は2013年が予定されている。 ユナイテッドアローズ本部に歴史的アーカイブ所蔵の画像を拡大

 「N&UA 企画資料室」は、日本の繊維産業をファッションビジネスへと変貌させた立役者でもある永森氏と同社の名前を冠した「NAGAMORI&UNITED ARROWS LTD.」の略称。ユナイテッドアローズ会長の重松理氏による、およそ10年越しの構想が具現化し、同社赤坂本部オフィスの8階に誕生した。所蔵スペースとリファレンスルームからなるフロアは、全体で約400平方メートル。白・黒・グレーに統一されたモダンな空間と、窓から赤坂御用地の緑を望む景観も含め、クリエイティヴィティを育む環境が整えられた。 所蔵品は、19世紀以降のオールドテキスタイルサンプルやパターンコレクション、洋雑誌、初版本等。永森氏が、数十年にわたって世界各地から集めた膨大なコレクションをはじめとする、様々な資料が納められた。知識とアイディアの引き出しとして、ユナイテッドアローズの企画商品開発などに活用される。永森氏は、「クリエイティブな発想がファッション業界の糧になる」としてユナイテッドアローズに協力し、今後はセミナーなども実施予定。重松氏は「ファッションビジネスに貢献できるような施設にしていきたい」とし、将来的には社外に公開することも視野に入れている。