今年で100周年を迎えた米大手映画会社ユニバーサル・ピクチャーズ。その記念企画として、映画ファンが同社の歴代の作品から名場面を選ぶスペシャル企画が行なわれた。

その結果、名場面の第1位には、『E.T.』のエリオット少年が自転車のカゴにE.T.を乗せて月をバックに飛行するシーンが選ばれた。故郷の惑星へ戻りたいと願っている異星人(E.T.、Extra Terrestrial=地球外生命体)と、彼を助けようとする地球人の心の交流を描く『E.T.』。同作は1982年に公開されたが、今も人々に感動を与えており、今回は妥当な結果といえよう。

2位には『ジョーズ』で、ロイ・シャイダー演じる警察署長が「この船じゃ小さすぎる」と名せりふをこぼすシーンがランクイン。このせりふは各方面で何度にも渡り流用されている。

このように、1位と2位はスティーブン・スピルバーグ監督の作品が独占する形となったが、3位は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で、"ドク"ことブラウン博士が雷の電力を使って、マイケル・J・フォックス演じるマーティンの乗るデロリアンにパワーを供給するシーンが選ばれた。

ユニバーサル・ピクチャーズの作品における、映画ファンが選ぶ名場面10選は以下の通り。

1位『E.T.』(1982年)
エリオット少年が自転車にE.T.を乗せ、月をバックに飛行するシーン 19.5%



2位『ジョーズ』(1975)
「この船じゃ小さすぎる」と警察署長が言うシーン 10.9%



3位『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)
市庁舎に落ちた雷を使ってデロリアンにパワーを供給するシーン 7.6%



4位『グラディエーター』(2000)
ラッセル・クロウ演じるマキシマスが、「我はマキシマス・デシマス・メレディウス」と演説するシーン 6.7%

5位『マンマ・ミーア!』(2008)
メリル・ストリープが「Dancing Queen」を歌うシーン 6.4%

6位『スパルタカス』(1960)
「私はスパルタカス」と名乗るシーン 5.5%

7位『アメリカン・パイ』(1999)
ジェイソン・ビッグス演じるジムがアップルパイで"試す"シーン 5.3%
(何を"試す"のかはDVDでご確認を!)

8位『アラバマ物語』(1962)
グレゴリー・ペック演じるアティカス・フィンチ弁護士が力強い最終弁論をするシーン 4.8%

9位『リトル・ダンサー』(2000)
ジェイミー・ベル演じるビリー・エリオットが街中でダンスするシーン 4.5%

10位『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001)
ブリジット(レニー・ゼルウィガー)をめぐる、ダニエル(ヒュー・グラント)とマーク(コリン・ファース)の対決シーン 4.1%

『E.T.』で月を横切るシーン(映像では1:07あたり)









E.T. / E.T. The Extra Terrestrial
■発売日(レンタル開始日): 2012年04月13日
■価格: 1,500円(税込)
■発売元 : ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
(C) 1982 & 2002 UNIVERSAL STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.
ジョーズ / Jaws
■発売日: 2012年4月25日(水)
■発売日(レンタル開始日): 2012年04月13日
■価格: 1,500円(税込)
■発売元 : ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
(C) 1975 UNIVERSAL STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.
バック・トゥ・ザ・フューチャー / Back To the Future
■発売日(レンタル開始日): 2012年04月13日
■価格: 1,500円(税込)
■発売元 : ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
(C) 1985 Universal Studios. All Rights Reserved.