ワンマンライブを行った、5人組ガールズユニットの9nine(ナイン)。メンバーの佐武は、感謝の涙を流す場面もあった
5人組ガールズユニットの9nine(ナイン)が6日、東京・日本青年館でワンマンライブ『青年館の9nine』を開催。昼・夜2回公演にて、約2600人のファンを集めた。

日本青年館の大きなステージ。メンバーはそれぞれ、これまで体感してきた場所と比較し始めた。佐武宇綺は「来たぞー!せいねんかーーん!」。続いて、川島海荷も「広いぞー!せいねんかーーん!」と率直な感想をもらした。

そして、メンバーがもう一度、感想を出し合った。
川島海荷「すごく広くて、音が響くのが新鮮な感じ!こんなにたくさんの方が見に来てくれて、楽しむしかないです!」
村田寛奈「今、このステージに立っているのがワクワクドキドキ!」
吉井香奈恵「人が多いわー。みなさんのパワーに負けないくらい私もパワー出していきます!」
佐武宇綺「9nineファミリーが多いなー。みんなの毛穴まで見えるから、しっかり隠しといてね(笑)。9nineの歴史に残るライブにしたいと思います!」
西脇彩華「9nineが青年館でライブができるなんて…。ここに応援してくれる、みなさんがいるからです。いつも通り、笑顔で頑張ります!」
と、意気込みも交えながら、心境を伝えた。

公演では、アンコールを含めて16曲を披露。そのアンコールを受けて、吉井は「アンコールありがとうございます!私たちは、この青年館に向けて、9nineとして、何か新しいことに挑戦したいという思いがありました。ということで、1ヶ月前からバンドにチャレンジすることも決めて、ここまでやってきました」と話し、楽曲「FLY!」をバンド演奏でスタートさせた。

佐武は、未体験だったいうベースを。西脇も未経験のキーボードを担当した。足を引っ張らないようにと、自宅でも鍵盤を指で覚える自主練習を欠かさなかったという。そして、村田はドラム。小さな体でバンドの核となるドラムを基本から学んだそうだ。吉井は、ギター。主となるメロディーを奏でる重要な役割に就いた。川島は、ピアノを担当。小さい頃に習っていたそうだが、これまでやってきたクラシックとの違いに苦労したという。

新たなパフォーマンスを披露した彼女たち。会場から割れんばかりの拍手と歓声を受けていた。

Wアンコールで、西脇がファンの関心を呼ぶニュースを発表。「次のライブが決定しました。なんと、場所は!あの!日比谷野音です!8月19日に、日比谷野音でのライブが決定しました」と伝達。

会場から「ウォー!」という大きな声が響き渡ると、続けて、西脇「できんのか、9nine。張り切りすぎてねーか?と思っているみなさん。それは自分たちが一番よく分かっています。私たちが次のステップに行けるように、スタッフの皆さんが決めてくれました」と経緯を説明。

そして「聞いたときすごく不安でした。でも、今日ここに立っていることも、2ヶ月前には想像できませんでした。今日この日を実際に迎えることができて、次にも行けるんじゃないかな、挑戦してみたいな、と思ったんです」と打ち明けた西脇。気持ちの変化を口にしていた。

毎日続くレッスンとリハーサル「なんだか私たち、青春ど真ん中だね〜」と言いながら、ステップを踏んできた彼女たち。乗り越える大変さを共有しながら、一つ、自信をつけた出来事になった。

9nine
バンド演奏を初披露した、9nine

9nine 9nine
8月19日に東京・日比谷野外大音楽堂でライブをすることも告知していた、9nine

佐武宇綺 村田寛奈 吉井香奈恵
[ 9nineのメンバー ]
(写真左から)佐武宇綺、村田寛奈、吉井香奈恵

川島海荷 西脇彩華
(写真左から)川島海荷、西脇彩華


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