日本在住のフランス人女性のブログ「Marion chan」では、フランス発祥のクレープが日本でどのような形で食されているかを紹介している。

 筆者は、フランス料理のクレープが日本で人気料理の一つになっていると紹介。しかし、食べ物をおいしく食べることが得意な日本人は、クレープも独自の形に変化させたと記している。

 フランスで食べるクレープは、デザートタイプと食事用のものがある。食事用のものは、クレープ生地はそば粉などが使用されており、味も異なる。一方、日本ではクレープのほとんどにデザートタイプの生地が使用されていると説明。

 また日本のクレープ店では、クレープを折って三角形に近い形にした生地の上に、さまざまな具をのせたもののサンプルが店先にディスプレイされている。これを巻いた形にして、歩きながらでも食べられるようにして販売されていると伝えている。

 具もフランスのクレープよりも多彩で、果物や生クリーム、アイスクリームまでが使われると語っている。さらにソーセージやサラダ、カレーなどを選ぶことができ、フランス人の筆者にとって驚くほどだとつづっている。

 日本のクレープは、フランス人にとっては日本でカルチャーショックを感じるものの一つだろうと述べ、フランスのクレープが日本で独特に進化した様子を伝えている。(編集担当:山下千名美・山口幸治)