【ネタバレもありの徹底解明コラム】サザエさん一家と声優たちの年齢差

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 マイナビニュースの「本音ランキング」の「サザエさんで気になっていること(詳細は下記関連リンク参照)」でランク外だったものの、サザエさん一家の年齢が気になっている人が多かった。

そこで、今回は年齢について徹底解明してみたい。

 サザエさん一家の年齢は原作とアニメで異なるが、多くの人にとってなじみ深いアニメ版を参考にしたい。

フジテレビ公式サイトの「キャスト紹介」によれば、サザエさんは24歳、マスオさんは28歳、波平さんは54歳でフネさんは50とウン歳。

カツオは11歳でワカメは9歳、タラちゃんは3歳だ。

子どもたちはさておき、大人の年齢が思ったより若くて驚く人も多いのではないだろうか。

 これらの登場人物は何年たっても年をとらないが、その声を演じる声優は徐々に年齢を重ね、登場人物との年齢差が開いていく。

長寿アニメの宿命として声優交代もやむを得ないが、『サザエさん』では1969年のアニメ放送開始から変わっていないキャストがいる。

サザエ役の加藤みどりさんと波平役の永井一郎さん、フネ役の麻生美代子さん、タラちゃん役の貴家堂子(さすがたかこ)さんだ。

 加藤さんは1939年生まれの72歳、永井さんは1931年生まれの80歳、麻生さんは1926年生まれの86歳、貴家さんは1941年生まれの71歳とのこと。

1978年から2代目マスオを務めている増岡弘さんは1936年生まれの75歳、1976年から2005年まで2代目ワカメを務めた野村道子さんは1938年生まれの74歳。

1929年生まれの高橋和枝さんは残念ながら1999年に亡くなってしまったが、1970年から28年間も2代目カツオを演じていた。

高橋さんの葬儀の際、実年齢では年下の永井さんが波平として「親より先に逝ってしまうやつがどこにおるか」と語りかけたというエピソードは知る人ぞ知る、泣ける話だ。

声優のみなさんの健康を祈りつつ、これからも『サザエさん』を見続けていきたい。

 文・塩澤真樹(C-side)※アンケート調査時期:2011年11月11日〜11月19日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男女853名調査方法:インターネットログイン式アンケート