19歳のデミ・ロヴァートは、最近好調のようだ。ヒット曲「Give Your Heart A Break」のミュージック・ビデオを公開したばかりだし、現在は夏のツアーを行なっている。

デミは2010年11月から3か月間リハビリ施設に入院し、肉体的そして感情的な部分でのコントロール、リストカットや過食症、双極性障害などを治療した過去を持つが、今回はプレッシャーと孤独が自らをドラッグへ導いたかを告白している。

デミは『Fabulous』誌の取材に対し、「(リハビリをしたことについては)あまり話したくないの。私が話せるのは、自分がうつ状態にあったということね。1万8,000人の前で歌ったかと思えば、次の瞬間はホテルで孤独だった。気持ちの部分で崩れそうになってしまったから、その気持ちを落とさないようにしようとしたの」と説明している。

彼女はさらに、その段階でドラッグに走るのは簡単だったとし、「プロモーターがドラッグやアルコールをホテルやレストランへ持ってきてくれた。彼らは私にまたライブをやって欲しいって思っていたから、そういう形で私に媚(こび)を売っていたのよ」と告白した。

デミはその後、2010年にリハビリ施設入りしたわけだが、彼女は深刻な段階になる前にドラッグから足を洗うことができて良かったとコメントしている。「有名人になるのは危険なことでもあるわ。誰も『イヤ!』とはいえない世界なのよ。だからみんな過剰摂取で亡くなったりするの。私もそうなっていたかもしれないわ」

デミが自らのうつ状態について口を開くのは今回が初めてではなく、昨年は米テレビ番組『Good Morning America』や、『Seventeen』誌でも告白している。

コカインの使用を告白したデミ・ロヴァート