電通が定義する「美オタ」に違和感 そしてロゴのコレジャナイ感

写真拡大

「東京国際アニメフェア」も「アニメコンテンツエキスポ」も「ニコニコ超会議」も終わって一息ついている皆さん。アニくじ「うたプリ」で激闘を繰り広げたオタクな女性の皆さん、お疲れ様です。

突然ですが、この「オタク」という言葉は現在、好きな物がアニメやマンガ、ゲーム、フィギュアな人に使われる事がほとんど。「好きな物がある」という意味では、他の趣味を楽しむ人と変わらないはずなのですが、「オタク」って一般的にはまだネガティブなイメージがあるのでしょうか。

そんな事を改めて考えるきっかけとなったのが、3月5日に電通が発足した社内横断プロジェクトチーム「オタクがラブなもの研究所」。そして、「美オタ」という言葉。発表から2ヶ月が経った今でも、TwitterなどWeb上で話題を呼んでいます。

「オタクがラブなもの研究所」は、言わずもがな、オタクがラブなものを研究していくのでしょうが、「美オタ」とは「ビューティー感度の高い女性オタク層」の事だとか。

一般の女性よりもファッション誌やビューティー誌を読んでおり、世の中のトレンドに対しても敏感で、美しいものに対する意識が高い。それに加え、アニメを中心としたオタクコンテンツに関する知識も豊富で、興味・関心も高いという特徴を持つそうです。

でも、こうやって改めて名称が生まれるという事は、「美オタ」として定義されていないオタクの女性はトレンドに疎くて、美しいものに対する意識が低いとの受け取れるんじゃ……。

あと、一番言いたいのは、ロゴが変!

このロゴについて実際にオタ女の意見を聞いた所「全然可愛くない」「えっ、これでいいの?」「中途半端すぎて泣ける」「80年代的近未来感」「エメラルドグリーンはミク意識なの?」「誰得」と辛らつな意見ばかり。

また、Twitter上では「このイラストは、どこのおじいちゃんに発注したんだろう?」という爆笑のつぶやきも。確かに、「マウスの耳あて」「“DOLL”の刻印」「わけの分からないアンテナ」は時代錯誤感がすごいですね。

「オタクがラブなもの研究所」は社内関連セクション「ストラテジック・プランニング局」「電通総研」「テレビ&エンタテインメント局」を中心に12名が参加しているそうですが、少なくともその12名の中にオタクはいないのだなぁ、と感じます。

と、ここまで言いたい事を言ってきましたが、電通が携わっている今期アニメ『しろくまカフェ』は面白いし、『銀魂』も『イナズマイレブン』も『青エク』も『ノイタミナ』シリーズにも製作に関わっているので、オタクがお世話になっている一面もアリ。

だからこそ、無理やりおかしなブームや定義を作らずに、これからもアニメ作品を作っていって欲しいところ。そして、やっぱりロゴはコレジャナイ。

電通が「オタクがラブなもの研究所」を発足 「ビューティー感度の高い女性オタク層」を「美オタ」と定義
http://www.advertimes.com/20120306/article57123/

※画像は「アドタイ」より引用。