カントリー歌手のキース・アーバンは3週間、無言の生活を妻のニコール・キッドマンと送ったが、これは別に夫婦間が険悪になったからという訳ではない。


昨年11月にキースが痛めた声帯を治すために喉の手術を受けたことがその理由だ。米リアリティー番組『The Voice』のオーストラリア版でコーチを務めているキースは、手術後に喉を休ませるよう医者から通告されていた。

これを受けて、5月に発売される『W』誌の最新号では、妻のニコールが術後の経過及び生活について語っている。

「3週間、全く音の無い生活を送ったの。笑いも咳も何にも無かったわ。書くことはできたから、メモのやり取りだったわね」とニコールは振り返っている。

無言になることは夫婦生活に多少の支障をきたす場合があるが、2人の子供とともに、6年の結婚生活を送っているキースとニコールにとっては問題がなかったようだ。

ニコールは実際のところ、今回の手術が2人の絆を強めたとしており、「今回の件で、お互いの距離が縮まったわ。彼の声を聞かない生活から、彼の声を聞くようになるまではすごく重要な日々だった。だって、彼の声が前と変わってしまったらどうしようって思ったからよ」と告白している。

彼女はまた、手術を受けたキースの声を再び聞いた時は泣いてしまったとし、「夫の最初の一声を聞く経験なんて、めったにないでしょ? この経験で夫婦の絆が強くならない人なんていないと思うわ」とコメントしている。

ボウリングが好きなニコール&キース