『第1回ヒーローズ漫画大賞』の受賞作品が決定 / 300万円獲得の大賞作品は

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株式会社ヒーローズは、『第1回ヒーローズ漫画大賞』の受賞作品を決定し、大賞作品を2012年8月号に掲載。ヒーローズ漫画大賞は、漫画に携わる新たな才能を発掘するために設立した漫画賞になる。2011年11月より月刊『ヒーローズ』の読者を対象に、ヒーローをテーマにしたストーリー漫画を募集。同誌初の漫画賞ながら、2012年2月の締切までに約70作品の応募があった。

記念すべき第1回の大賞受賞作品は、淡田青さん(23)による、人造人間レニーとその友人ケイトを描いた『Lenny Worker』で、同作品は6月30日(土)発売の月刊『ヒーローズ』8月号に掲載される。その他受賞作品については、5月1日(火)10時より、公式WEBサイトにて公開となる。

なお、5月1日(火)より『第2回ヒーローズ漫画大賞』の募集を開始。第2回では、2013年6月までの約1年で4回作品を募集し、応募作品の中から大賞を決定する予定だ。

【『第1回ヒーローズ漫画大賞』 大賞作品概要】作品名 :『Lenny Worker』
作者名 :淡田 青(あわた せい)(23歳)
ページ数 :47ページ
あらすじ :人造人間のレニーの友人ケイトが、ある日行方不明に。
連続事件の真相は意外なところに・・・

≪受賞者:淡田青さんのコメント≫

受賞の電話をいただいた時、淡々と受け答えをしていましたが、頭の中ではもう一人の自分がパニックを起こして椅子から転げ落ちそうになるのを必死に耐えていました。それくらい自分にはありえない出来事だったとともに、この作品が認められたことで、本作の主人公が初めて動き出したように感じ、とても充実した気持ちになりました。この作品を生み出すきっかけをくださったヒーローズに感謝いたします。

≪審査員:島本和彦先生のコメント≫

物語の流れが気持ち良く、きちんと王道を追っている感じがします。細かい心理描写や心情表現に可能性を感じます。

≪審査員:藤沢とおる先生のコメント≫

いい話にまとまっているが、そもそもの人造人間(ワーカー)やそれと戦うヒーローを語る話が数ページで終わっているのは残念。そこもじっくり描き、かつ主人公も描く工夫を。

■ヒーローズ漫画大賞詳細ページ:http://www.heros-web.com/award/

【受賞作品一覧】

大賞(賞金300万円)・・・・・・・・・・『Lenny Worker』 漫画:淡田青 賞金300
万円
入賞(賞金100万円)・・・・・・・・・・『ボーンネクロメンサー』 ストーリー:
tak / 作画:盧美英
佳作(賞金30万円)・・・・・・・・・・・『POUL BALL』 漫画:Kim dae jin
編集部奨励賞(賞金10万円)・・・『マンガ家のなり方』 漫画:上日十哉
審査員奨励賞(賞金10万円)・・・『ZONBIE-A』 漫画:DEAD HEAD

【審査員総評】

≪島本和彦先生≫

全体的にレベルが高くてびっくり。どれも一級の作品。ただラストの終わり方がうまく物語をしめくくれていない感じが多い。自分の描いているヒーローのテーマが自分ではっきりとつかめていないような感じもします。あとは、皆ちょっと暗い感じ。戦闘シーンがあっても、読後に元気が出るようなテーマのほり下げと描写をしてほしいと思います。

≪月刊『ヒーローズ』田中聡編集長≫

最終選考に残った作品はどれも素晴らしい。全体でも力作が集まった。最終選考に残らなかった人も自信を持って再トライして欲しい。一方で内省的なヒーローを描いた作品が多いのが少々気になった。世界を救う、世界を変えるヒーローを正面から描いた作品にも挑戦して欲しい。また、現実の中のヒーローを描く作品がほとんどなかったので、次回のチャレンジを待ちたい。

【記事:猫またぎ】


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月刊 ヒーローズHEROS/未来形コミック新創刊