韓国の京畿地方警察庁は29日、遊興費を調達するために同級生に売春を強要したり、後輩たちに強制労働をさせたりするなどの事件が相次いで発覚したと明らかにした。2つの事件で主犯格にあたる7名が逮捕、28人が書類送検された。韓国の複数のメディアがこれを報じた。

 韓国メディアは、「同級生に60回売春をさせた、恐るべき10代」「売春強要・強制労働させた10代の7人を拘束」などと題し、衝撃を与えているとして事件の詳細を伝えた。

 警察によると、容疑者の少年(18)ら16人は、昨年9月から12月にかけて、同じ学校に在学中のAさんを京畿道城南市内のモーテルに監禁し、売春をさせた疑いを受けている。いわゆるテレクラを介して60人余りの男性たちとの出会いを強要、性売買の対価として受け取った700万ウォン(約49万7000円)を上納させたという。また、売春を拒否したBさんなど4人をモーテルに監禁し、集団で暴行した疑いも受けている。

 一方、京畿道龍仁では、容疑者の少年(19)ら18人が、不良グループを形成し、後輩を強制的に労働させるなどして、週に1回上納金を納めるよう脅迫。中学生だった2007年から6年間で380回余り、計7000万ウォン(約497万2000円)を支払わせたという。

 京畿警察庁関係者は「取り締まりと並行し、校内暴力が発生する可能性のあるリスク要因を事前に遮断。積極的な啓もう活動と先導的なプログラムを使用して、校内暴力を根絶する」と話した。(編集担当:李信恵・山口幸治)