(ネタバレ注意)アニメ「アクセル・ワールド」第4話、嫉妬くらい、許してほしい。

写真拡大


(画像:amazon.co.jpより)
(C)川原礫/アスキー・メディアワークス/AW Project

第4話「Deciaration;告白」

昨日、黒雪姫の命令通りチユリと直結し、チユリの中に「ブレインバースト」のプログラムが入っていないかを探った。しかし、そこで思わぬ物を見つけてしまった。
 
バックドア。

それは、クラッカーにより侵入を受けたサーバーに設けられた、不正侵入を簡易に行うための「裏口」。

ベッドでチユリと”直結”しているこの状況すらも、チユリにバックドアを仕掛けた相手にはリアルタイムで見えているだろう。
 
とりあえず、それ以上探るとハルユキがバックドアに気づいた事が相手に知られてしまうため、探索は諦め直結を外した。

そして、バックドアが仕掛けられていた事実を一刻も早く黒雪姫に知らせ、チユリ本人がバーストリンカーではない事を知らせなければならない。そんな事を考えながら学校へ向かって歩いていると、黒雪姫が肩を叩いて挨拶してきた。

・出来もしない事、ではなかった
黒雪姫は、先日ハルユキに無茶な命令をした事について、頭を下げた。無茶な命令とは、チユリと直結して情報を探る、というものだ。そんな出来もしない事を命令した事について、黒雪姫は申し訳なく思っているようだ。
 
しかし。
 
「してきましたけど?」

ハルユキは、チユリと直結して情報を探って来た事を報告した。その瞬間、黒雪姫の表情は固まった。

・状況報告
ハルユキは、根掘り葉掘り聞いてくる黒雪姫の質問に、すべて答えた。

?直結をした
?場所は、チユリの部屋
?ケーブルの長さはおよそ10cm

以上の事を報告すると、黒雪姫は不機嫌そうな表情のまま、早歩きで学校へと向かっていってしまった。駆け足で追いかけるハルユキだが、とても追いつけそうになかった。

・状況の整理
教室前で、ハルユキは状況の整理を行なっていた。なぜ、黒雪姫は不機嫌な表情で去っていってしまったのか。早く昨日調べた事を、黒雪姫に伝えなければならない。

そう悩んでいると、横から2人の女生徒がマイクを突きつけて声をかけてきた。
 
梅郷リアルタイムズを名乗る2人は、ハルユキに黒雪姫との関係について質問を行なってきた。なるほど、2人はこの学校の新聞部のようだ。

黒雪姫と付き合っているという噂は本当なのかについてを知りたいようだ。ハルユキと黒雪姫はラウンジで2度直結し、さらに喫茶店で直結デートを行なっていた、という情報を彼女達は掴んでいた。

ハルユキは、黒雪姫のニューロリンカーを修復しただけだと弁解した。今朝も、2人でチユリの事について会話をすると、なぜか不機嫌になってしまい去っていった、きっと僕は嫌われているのだと。

新聞部の2人は、もともとハルユキと黒雪姫が本当に付き合っている、などと思いもせず、茶化す勢いで質問を投げかけていたようだが、どうやら本当に2人が付き合っている可能性がある事を感じたようだ。

そしてハルユキに告げた。不機嫌になっているのは、黒雪姫が妬いているのだと。

・平凡でいたい
ハルユキは、トイレにこもってずっと悩んでいた。なぜ自分なんかが黒雪姫に選ばれたのか。見た目も成績も人望も兼ね揃える黒雪姫が、なぜ自分の元に来るのか。

夢なんか、後で打ち砕かれる希望なんか持ちたくない。

ハルユキは、涙を流しながらも、この状況に恐怖を感じていた。

・お互いの気持ち
下校時間。校門前で、黒雪姫がハルユキを待っていた。2人で話しがしたいのだと。

そして黒雪姫は、朝取り乱した事についてハルユキに謝った。

ハルユキはそれについて言葉も返さず、チユリとシアンパイルの関係が分かった事のみを報告した。黒雪姫は、そっけないハルユキを気遣おうと必死のようだった。そして彼女は直結して会話をしようと、カバンからケーブルを取り出した。

昨日まで使っていたケーブルはうっかり断線させてしまったので、新しいケーブルで直結をしよう、と彼女はケーブルを差し伸べた。それは、昨日まで使っていた物よりも短いコードだった。

しかしハルユキは、ケーブルの短さなど気にもとめず、本題に入った。

チユリはシアンパイルではない。敵は彼女のニューロリンカーにウィルスを仕掛け、バックドアを作っていた。だから相手は、チユリのいる座標から校内に出現出来たのだ。それ以降探りを入れると、バックドアを仕掛けた相手に気づかれると感じたので、確認以上の事は行なっていない。

しかし、そこまで聞いた黒雪姫は疑問を投げかけた。バックドア経由で、ブレインバーストのマッチングサーバーに接続するなど、聞いた事がないのだと。

・反発する感情
自分が、ウィルスの話を捏造して、相手に寝返ったとでも言うのか。ハルユキはケーブルごしに、黒雪姫に突っかかった。この話を聞いてどう判断するかは、黒雪姫が決める事だとハルユキは告げた。

本気でそんな事を言っているのか、と黒雪姫は感情をあらわにした。そして、やはりハルユキは怒っているのだと強く指摘した。

至らなかった部分については謝るが、衝動すべてをコントロールできるわけではない。特に、ハルユキとチユリの事については、感情をコントロールできなくなるのだと、瞳をうるませた。

しかしハルユキは、それを冷たく切り捨てた。もうやめましょう、と。

・交差する気持ち
黒雪姫は、自分の事が嫌いなのではないか。何もかも完璧すぎる自分の事が嫌いだから、醜い自分に好意のような物を示して、自分を貶め、汚そうとしている。

そう訴えたハルユキの頬を、黒雪姫は涙を流しながら平手を叩きつけた。黒雪姫は、本当の自分の気持ちをハルユキに伝えたい。しかし、うまく伝えられないでいた。
 
そんな時、横から突如車が飛び込んできた。

・告白
ハルユキと黒雪姫は咄嗟にバーストリンクを展開させ、時の流れを止めた。間一髪、車がぶつかる手前で時は止まった。しかし2人はアバターごしにその光景を見ているが、肉体は止まったままだ。

時を動かせば、意識は肉体へと戻され、車は2人に襲いかかるだろう。

ハルユキは車の主を見た。そこに乗っていたのは荒谷だった。ハルユキをいじめ続け、黒雪姫の策略により学校に立ち入る事が出来なくなったのだ。これは、シアンパイルとは関係のない、ただの怨恨だろうと黒雪姫は推測する。

黒雪姫は、改めてハルユキに誓った。何としてでも、ハルユキを守ると。バーストポイントの99パーセントを消費し、レベル9の力を駆使してこの時の動かない空間で無理やり肉体を動かす。そして、その肉体でハルユキの肉体をその場からどかせる。それが黒雪姫に出来る限界で、ハルユキだけは助ける事ができる。

なぜ、わざわざ自分の為にそこまでするのか。黒雪姫はハルユキの目を見据え、言った。

「ハルユキ君、私は君が好きだ。」

黒雪姫は、ハルユキにやさしく口づけをし、そしてレベル9の力を駆使し、自らの肉体を動かしてハルユキをその場からどかせた。黒雪姫は、ハルユキの為に死ぬつもりなのか…?

ハルユキは必死に叫んだ。それで、黒雪姫の意思が揺らぐわけがない事くらい、わかっているはずなのに。

そして、時は動き出す。

【記事:フェイトちゃん】

▼外部リンク
アクセル・ワールド
アクセル・ワールド 1(初回限定版) [Blu-ray]