26日、Yahoo! JAPANドームで開催されたプロ野球・ソフトバンク×西武の一戦は、2点を追いかける西武が9回2死満塁の場面、米野智人がSBの守護神ファルケンボーグから逆転満塁ホームランを放ち、劇的な幕切れとなった。

福岡ソフトバンクホークス(公式)ツイッター(@HAWKS_official)では『最終回はもちろん、B.ファルケンボーグ大先生。ここまで、8試合登板で8セーブなんだぜぇ?防御率は0.00だぜぇ。ワイルドだろ〜?』と呟き、絶対的な信頼を寄せられた元メジャーの剛腕を打ち砕いた米野。昨季よりヤクルトから移籍をするも、これという結果を残せず、今季より捕手から外野手にコンバートもした苦労人の一発だった。

すると、「文化放送ライオンズナイター」において、この試合の実況を担当した、大の西武ファンとしても知られる斉藤一美アナウンサーは大興奮。何度も絶叫し、また、号泣しているような声で実況を行い、ネットの掲示板上では「熱すぎる」と話題になった。

米野のホームランが飛び出すや、「入ったーーーーーーーーーーーーー!米野ガッツポーーーーーーズ!移籍後初アーチだ。ファルケンボーグ相手の満塁ホームラーーーン!米野ホームイーヒィィン。逆転ライオンズ、五対サアアアン」と叫び、その途中から泣いているようにも聞こえる斉藤アナ。「移籍後初アーチが、Yahoo! JAPANドームで。繰り返してすいません、ファルケンボーグ相手の満塁ホームラン。パリーグの内規では、ベンチの中にみんなが下がってハイタッチしなければいけないんですが、全員そのルールを破ってベンチの外。ハイタッチの嵐。米野一号満塁ホームラン。ライオンズとうとう逆転です。みたか、これが決意のコンバート。プロ野球生命を賭しての一振りだ」と続けた。

これには掲示板上でも「泣いてんのかこれ」「泣いてるじゃねーかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」「ワロタ」「西武愛に溢れているからな」「さすが日本一やんちゃな野球中継」など、隠さず感情を露わにした斉藤アナに好意的なコメントが多く寄せられ、斉藤アナ自身も試合後のツイッターで「興奮冷めやらず2時間半の睡眠で起床できてしまい驚いています。僕でこれですから米野選手はギンギンで眠れなかったかもしれませんね」と感想を述べた。

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2012年04月26日 福岡ソフトバンクvs埼玉西武6回戦