モナコで開催中の国際水路機関(IHO)総会で「日本海」単独表記の維持が決まったことを受け、韓国代表団は26日、今後は「東海」と単独表記された独自の電子海図を世界に普及させる必要があると主張した。複数の韓国メディアが報じた。

 総会に出席した韓国代表団は、「電子海図の急速な発展により、現行の印刷された海図集はこれ以上意味を持たないとの認識が広がっている」と発言。今後は電子海図の普及が呼称を決める重要なカギになると見て、対策を立てる必要があるとの見方を示した。

 韓国メディアによると、電子海図はIHOの海図集とは違い、海の名前や地名の決定権は地図を制作する各国にある。自国の地名を優先的に付けられることから、「東海」単独表記も可能となる。当然、日本産の海図には「日本海」の名称が使われているため、東海表記が国際的に認知されるかどうかは、電子海図の市場占有率で左右することになるという。メディアは、「電子海図の国際的マーケティングが重要になる」と主張した。

 韓国外交省の当局者は、「印刷本の海図集では日本海に地名を先占された」としながらも、電子海図分野では東海表記が普及する可能性は高いと話した。(編集担当:新川悠)