総務省が発表した労働力調査(速報)によると、3月の完全失業率(季節調整値)は4.5%で、前月と同じ水準。一方、厚生労働省が発表した3月の有効求人倍率(同)は0.76倍で、前月を0.01ポイント上回った。有効求人倍率は10か月連続で上昇している。

 新規求人倍率(同)は1.19倍(前月比0.08ポイント減)。正社員有効求人倍率は0.46倍(前年同月比0.08ポイント増)。有効求人(季節調整値)は前月比1.7%増、有効求職者(同)は同0.2%増。

 新規求人は前年同月比15.2%増。産業別に見ると、建設業(前年同月比32.4%増)、宿泊業,飲食サービス業(同26.8%増)、情報通信業(同21.3%増)などで増加。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)で最も高いのは福井県の1.13倍、最も低いのは沖縄県の0.37倍。

 男性の完全失業率は前月比0.2ポイント増の4.9%、女性は同0.1ポイント減の4.1%となった。

 完全失業者数は前年同月比15万人減の307万人。完全失業者のうち「勤め先都合」は同11万人減の72万人、「自己都合」は同5万人減の99万人となっている。

 就業者数は前年同月比23万人減の6215万人。産業別に前年同月と比べると、医療,福祉(34万人増)、サービス業(13万人増)などが増加。卸売業,小売業(26万人減)、学術研究,専門・技術サービス業(19万人減)、宿泊業,飲食サービス業(14万人減)、運輸業,郵便業(10万人減)などが減少。

 同時に発表された2011年度平均の有効求人倍率は0.68倍で、前年度の0.56倍を0.12ポイント上回った。完全失業率は4.5%で前年度に比べ0.5ポイント低下した。完全失業率は、東日本大震災の影響により岩手、宮城、福島の3県を除いた集計結果。

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