詩吟×ニコ生 鈴華ゆう子さんインタビュー 「新しい音楽を広げていきたい」

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『ニコニコ動画』では"ゆうこりん"の愛称で知られる鈴華(すずはな)ゆう子さんにお話を伺った。鈴華さんは音大の出身で自身の放送ではピアノの演奏や歌を披露している生放送主(生主)さんだ。また、もう一つの特徴として挙げられるのが詩吟で、その上手さも相まって公式放送出演時には"詩吟の人"とも言われている。そんな彼女が『ニコニコ動画』をきっかけに何を感じたのか、掘り下げてみようと思う。

−そもそも何故ニコ生を?
弟が“ニコ厨”(重度のヘビーユーザー)で、生主もやっていたんですよ。ただ弟はガラスのハートだったので辞めちゃったんですけれど(笑)。初めての放送では100人来たんですが、弟からは「俺がずっとやっていたのに、(最初から100人は)あり得ないよ!」って驚かれました。放送を喜んでもらえたのが単純に嬉しくて、それにクラシックピアノをやっていても聞いてくれる層は限られてくるじゃないですか。それと全然違う層に聞いてもらえるのも嬉しかったですね。クラシックの演奏者達は皆、そんな気持ちを持っていると思うんですけれども、その一番近い入り口が私にとっては『ニコニコ生放送』でした。自分の歌を聴いてもらたったり、クラシック演奏を聴いてもらったり、詩吟を聴いてもらったり、コンサートに足を運ばない人達にも、お家にいながらそういうのを何となく感じてもらって、それを喜んでくれる人の声を直に聞けるっていうのが自分自身すごく楽しかったんですよね。それが2010年の5月くらいの話です。

−公式放送出演のきっかけや、それによって何か変化はありましたか?
『ナマケットガールズ』という番組へ参加前から、自分の放送の中で自分のできることは全部やっていました。元々音大でピアノをやっていたんですけれども『ナマケットガールズ』に出るって決まった時に、詩吟を前面に出そうと企画して……。それまで(詩吟は)たまーにしか出さなかったので、私のことを前から応援してくれるリスナーさんしか知らなかったと思います。それまでは"歌う人"という認識のされかたでしたが、『ナマケットガールズ』からは"詩吟の人"ってイメージになりました。(変化については)どーんと人数が増えたことですね。ただ反面、それまではもうちょっとリスナーさんとの会話が成り立っていたんですが……。なるべく拾うようにしたり、真っ昼間のような(人の集まりにくい)変な時間にやってみたりしています。あとは「何やってほしい?」と聞いて、詩吟をやったりピアノを弾いたり、リクエストされたものを歌ったりしています。一番の違いはコミュ人数が増えたのでお祭り騒ぎのような放送になったことと、"詩吟の人"となったことですね(笑)。

−詩吟についてお教え下さい
子供の頃からやっていまして、昨年は全国コンクールの大会で優勝しました。ある流派に所属しているのですが、先生はネットでの活動にも理解があって……。ただ、もう(先生は)おばあちゃんなんで詳しくは分からないと思うんですけど、私がネットで「こんなことをやったんだよ!」と伝えると「すごいね」って喜んでくれて。

−4/28、4/29の超会議にも色々と出演されるとか?
『ニコつく』(「エンターテイメント」「ニコニコ技術部」「ニコニコインディーズ」「演奏してみた」「踊ってみた」「描いてみた」「作ってみた」等、「やってみた」カテゴリを中心とした同人展示&即売会)では『Asty』というユニットで出ます。 これは音大で出会った3人組のユニットで、『ニコつく2』では2日間とも出ます。これも公式の放送中に八田さん(『ニコつく』代表)から「出ませんか?」「出ます!」とノリで決まりました(笑)。他にも『ニコニコ超軽音部』(「演奏してみた」カテゴリを応援する部活動)にも参加しますし、『美人天気』の交流会や『超ナマケット』ブースで生放送も行います。また『超パーティー』(広瀬香美さん・きゃりーぱみゅぱみゅさん等有名人も出演する有料イベント)にも和風ユニット「華風月」として出演します。

−交流会や生放送では何を行うんですか?
『美人天気』では何かプレゼントを用意して、サインをしたりプレゼントを渡したり、ひとりひとり仲良くしていこうかなと。ユーザー生放送は若干未定です(笑)。例えばその場でユーザーさんからお題を頂いて詩吟をやろうかなとは考えています。人がいっぱいいればいるほどテンションが上がるので、実際に来てもらえれば嬉しいです。

−『超パーティー』などへの意気込みは? 緊張はされていますか?
あまり緊張はしないんですよね。全国コンクールで一番を取った時は中野サンプラザでやったのですが、その時も凄く気持ち良くって。ただ『超パーティー』に関しては凄い規模なので予測ができないという意味で緊張しています。こういう場所に出られるのも『ニコ生』をやっていたからで、何か見せる物をする人には『ニコ生』は凄い良い場所だと思いますね。

−今後の展開などは?
正直、自分の一番やりたいことは自分の音楽をやっていくことなので、これからも音楽活動を続けて行ければと思っています。日本人の中には和の旋律だったり、桜を見た時にワッと思ったり、かっこいい三味線を聞いた時に胸騒ぎとか、日本人だからこそ味わえる・楽しめるっていうのが誰にでも持っていると思っていて。その部分から、詩吟が折角注目されているので、新しい音楽を広げていきたいなと思っています。自分ができる音楽で何か新しいものを作り出して広げて日々の活動していきたいと思います。全国各地を周りたいと思っていますので、是非皆様お声がけください! それと萌え詩吟も宜しくお願いします(笑)。

−ありがとうございました!

鈴華ゆう子さんインタビュー

インタビュー中、鈴華さんからは今後も積極的に音楽活動に取り組む姿勢が伝わってきた。気になる読者は各公式サイトや動画でチェックしてみよう。


鈴華ゆう子オフィシャルサイト
http://yukonouta.jp/