インテルは25日のセリエA第33節で、ウディネーゼに3−1と勝利した。ラツィオが敗れたため、3位とは勝ち点3差だ。以前もチャンピオンズリーグ(CL)出場を信じていたのなら、今はなおさらである。アンドレア・ストラマッチョーニ監督は、ウディネーゼ戦勝利を次のように誇った。

「フィレンツェでの試合後、私は不適切なことを耳にした。我々は黙って、大きな結果を残したよ。ここで戦うのは決して簡単なことではない。ウディネーゼは良い時期にある。だが、ウチの選手たちはビッグパフォーマンスをした。我々は5試合で勝ち点11を挙げている。まだ生きているんだ。敬意を払うに値するはずだよ」

ドローに終わったフィオレンティーナ戦の試合後に受けた批判に、ストラマッチョーニ監督は落胆したようだ。

「不適切なことを耳にしたが、実際は違う。我々は前節終了後に無能だったわけでも、今日フェノーメノ(怪物)になったわけでもない。フィレンツェでは何かをすることができなかった。だが、彼が今日ローマを下したことが、おそらくは我々の試合結果の再評価にもつながるはずだ。ウディネーゼ戦に向けては違う準備をしてきた。3人の攻撃的選手を中央に置いてね。3バックを苦しめられると思ったんだ。この勝利は選手たちによるものだよ。彼らはパーフェクトだった」

また、ストラマッチョーニ監督はMFフレディ・グアリン、MFヴェスレイ・スナイデル、MFエステバン・カンビアッソ、MFデヤン・スタンコビッチらに賛辞を送っている。

「グアリンは今週の練習で良かった。65分ほどプレーできると言っていたが、実際には約100分、しかも良いプレーをしてくれたね。スナイデルの存在は大きかった。トップ下としての彼のプレーがウディネーゼを苦しめたんだ。ヴェスレイは最近、とても頑張っていた。早く復帰しようとしていたんだ」

「スナイデルやカンビアッソ、スタンコビッチといった選手たちを評価するときは、100まで数えなければいけない。今日、選手たちはピッチで答えを見せた。次はチェゼーナ戦への準備をしよう。CL出場に向けて大きな勝負だ」