25日のセリエA第33節でノヴァーラと対戦するラツィオ。エディ・レヤ監督は試合に向けて20名の選手を招集した。万全のコンディションではないものの、DFアブドゥライ・コンコが復帰。レッチェ戦で出場停止だったFWリボル・コザクとMFステファノ・マウリも戻った。

一方で、MFエルナネスとMFアルバロ・ゴンサレスは出場できず。エルナネスは24日の検査で左ももに肉離れを負っていることが分かった。同選手のシーズンはこれで終了となる。一方、ゴンサレスは個人的な事情でウルグアイへ帰国した。週末のウディネーゼ戦には戻ってくる予定。

レヤ監督は左ひざに炎症があるMFマツザレムを起用できるか、まだ分からない。同選手を起用できるなら、MFロリク・カナとMFクリスティアン・レデスマを中盤センターに、マウリとマツザレム、MFアントニオ・カンドレーヴァを2列目、FWトンマーゾ・ロッキを1トップに置く4-2-3-1とするだろう。マツザレムが出場できなければ、レデスマとカナ、カンドレーヴァを中盤に置き、マウリをトップ下にして、ロッキとコザクの2トップという4-3-1-2になるはずだ。

レヤ監督はいかに負傷が影響しているかについて、こう話している。

「1から10で言えば、10だ。メンバーが全員そろっていれば、我々はすでに勝ち点60になっていたはずだよ。今の我々のプレーが良くないとか、全力を出していないとかではなく、このラスト5試合で代役となる選手がいるかどうかは非常に重要なことだったからだ。我々は3位にふさわしい」