23日、中国中央テレビ(CCTV)が「市場にタラとして出回っている魚の大部分はバラムツである」との調査報告を報じた。写真は18日、上海市内のスーパーでタラと偽って売られていたバラムツ。

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2012年4月23日、中国中央テレビ(CCTV)が「市場にタラとして出回っている魚の大部分はバラムツである」との調査報告を報じた。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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深海魚のバラムツは脂肪分が高く、そのほとんどが人体で消化することができないワックスエステルという成分となっている。そのため、食べた後に下痢を引き起こす場合がよくある。上海紙・新聞晨報によると、今月17日にスーパー、カルフールで買った「タラ」がバラムツだったと報告されたほか、女優の馬伊[王利](マー・イーリー)も18日、ミニブログで「娘が1カ月前にひどい下痢をしたが、後の検査でタラを装ったバラムツを食べたことが原因だった」と明かしている。

22日付南方都市報によると、北京と広州のカルフールのほか、華潤万家、ウォルマートなど複数のスーパー大手が「タラ」を店頭から撤去。ケンタッキーだけが「本物のタラを使用している」と表明した。広州水産集団の専門家によると、中国ではめったにタラは捕れないため、ほとんどを輸入に頼っている。輸入されても、高級ホテルや西洋レストランなどにしか入らず、市場に出回ることはほとんどないという。(翻訳・編集/NN)