(株)川島織物セルコンでは、4月24日(火)〜7月16日(月・祝)(前期:4月24日(火)〜6月10日(日)/後期:6月12日(火)〜7月16日(月・祝))の期間、東京国立近代美術館工芸館にて開催される「越境する日本人 〜工芸家が夢みたアジア1910s-1945〜」に展示協力する。

かつて日本の工芸家にとって、アジアとは理想と郷愁の交錯するあこがれの地であり、大正から昭和戦前期にかけて多くの工芸家が可能性を求めて大陸へと渡っていった。旧川島織物も政府の要請を受け、四代目川島甚兵衛が満州国宮殿装飾に取り組んだ他、同社デザイナー・澤部清五郎氏も技術最高責任者として幾度も大陸に赴くなど情熱を注いだ。
同展覧会では、こうした朝鮮、台湾、満州、中国などにおける日本人工芸家の活動を「日本近代工芸史」の一部として捉え直すとともに、その実態と背景について探るというもの。その展示に、川島織物セルコンから正殿や餐宴場の展開図や装飾図案、試織裂など「幻の満州国宮殿」の関連資料13点(前期6点、後期7点)が出品される。また講座として「幻の満州国宮殿−澤部清五郎の装飾図案」(講師:内藤裕子氏(東京国立近代美術館客員研究員))が6月24日(日)14時〜15時に行われる。