韓国で犬を高級乗用車の後部にぶら下げて、高速道路を疾走する写真が目撃談とともにネット上に公開され、波紋を呼んでいる。「故意ではない」と擁護の声もあるが、「動物虐待」「わが国の恥」と非難の声が圧倒的だ。複数の韓国メディアが22日、相次いで伝えた。

 話題の写真と目撃談は21日、ある自動車関連サイトの掲示板に掲載されたもの。車は現代自動車のエクウスという高級自動車で、車の後部につないだ犬はすでに死んでおり、内臓が見えている状態で、後続車は距離を置いて走っていたという。掲載者は警察に電話したが、金曜日の夜だったせいか電話がつながらなかったとつづっていた。

 書き込みはたちまちツイッターなどを通じてネット上に広がった。22日には「故意ではないなかった。車が汚れるのを恐れてトランクに入れたが、酸欠を防ぐためにトランクを開けて走ったら外に出てしまったそうだ」と、同時の状況を説明する書き込みもあったが、ネット上の非難は収まらなかった。

 ネット上では「写真だけを見ると真相は分からない」などと自制を求める意見もあるが、多くは「写真でトランクが閉まっている」「高速道路を走るということは長距離運転、気付かないわけがない」「犬を飼う人が、車内が汚れるのを恐れるなんて理解不能」「わが国とは思えない。恥…」など反論が巻き起こった。

 韓国の複数メディアが衝撃の写真とともに、ネット上の書き込みなどを相次いで紹介した。動物愛護団体は問題の運転者を見つけ出して真相を把握してから対処するとの立場を表明しており、余波が続くとみられる。(編集担当:金志秀)