「我々はインテルであり、大きな目標に向けて戦わなければいけない。最後までチャンピオンズリーグ出場権を追い求める。身を隠したりはしない。数字上で可能性があるうちは、信じている」

インテルは22日のセリエA第34節で、フィオレンティーナとアウェーで0−0と引き分けた。アンドレア・ストラマッチョーニ監督は試合後、このようにコメントしている。

「我々は明確なアイディアを持ってフランキ(フィオレンティーナ本拠地)に来た。彼らは5人のDFを並べ、ブロックをつくり、そのうちの3人はヘディングが強い」

「私は使える中でテクニカルな選手をすべて起用した。(リカルド・)アルバレス、マイコン、(マウロ・)サラテでサイドに数的優位をつくろうとしたんだ。もっとグラウンダーのボールでペナルティーエリアへ近づかなければいけなかったが、あまりそれはできなかった」

ストラマッチョーニ監督はフィオレンティーナに賛辞を送っている。

「彼らはすでにミランやパレルモを苦しめていた。今日も守備的に素晴らしい試合をしたね。我々としては少し悔しい。ポゼッションに関して、シエナ戦よりも少し後退してしまったからね。プレーそのものについては時間が必要だ」

最後に、ストラマッチョーニ監督は各選手たちについてこのように述べている。

「(ディエゴ・)ミリートを起用したのは、今週の彼が良い状態だったからだ。もう一度やるにしても、同じ選択をする。ピッチが評価を下すのは当然のことで、ディエゴもほかの選手たちと同じように、もっとうまくやれたかもしれない」

「(ヴェスレイ・)スナイデルはパスに関してより多くをもたらしてくれた。だが、決勝点を奪うに十分ではなかったね」