21日(土・現地時間)、ジョージア州アトランタのフィリップス・アリーナで開催されたUFC145「Jones vs Evans」。そのメインイベントでは、UFC世界ライトヘビー級選手権試合=ジョン・ジョーンズ(王者)×ラシャド・エヴァンズの一戦が行われた。

両者、同じように腰を下ろして試合開始の時を迎えた因縁の世界戦。ジョーンズがプレッシャーをかけていくが、最初のテイクダウンでは倒せない。すぐに立ち上がったジョーンズは、右ハイ一閃。さらに組み合いのなかから、ヒザ蹴りを見せる。前に出られないラシャドにサイドのヒザ蹴りを見せたジョーンズが、右のオーバーフックを放つと、ラシャドがパンチを2発返す。ハイキックから前蹴りと重くて速い蹴りを見せたジョーンズの右ハイがラシャドの顔面をかすめる。

ラシャドは左ジャブを伸ばし、右ローを蹴り込む。サウスポーから左ミドル、オーソに戻して左フック、右ストレートを伸ばすジョーンズ。しかし、ラシャドの右ハイがヒットし、後ろへ下がる。前に出るラシャドはヒザを受けてなお、下がらない。ここで初回が終了した。

2R、ジョーンズの左フックに右ストレートを合わせたラシャドだが、右ローを受ける。左ローを返すラシャドだが、右を額に受けて動きが一瞬止まる。スーパーマンパンチから左を2発見せたジョーンズにラシャドも左を伸ばす。ラシャドは右ボディから左フックを思い切り放つが、フックは空振りに。

ジョーンズがパンチを振り下してくる際に、ラシャドは左ハイを合わせる。しかし、直後にジョーンズの左エルボーがヒットし、後方によろけるラシャド。さらにエルボーを入れたジョーンズは、ケージにラシャドを押し込み、離れ際に左エルボーを見せる。ラシャドがローを入れるが、ジョーンズはエルボーで動きを止めて、さらに左エルボーを見せる。終了間際、ジャンピングニーから左を入れたジョーンズが、試合をリードしてた。

3R、ジョーンズの左ジャブに右オーバーフックを合わせたラシャドに、ここでもジョーンズが後ろに下がる。ジョーンズの右2発は遠く、ラシャドの顔面を捉えることができない。再びプレッシャーを与え始めたジョーンズは、スイッチを入れたフライングニーを蹴り上げる。

ダメージが残ったように見えたラシャドだが、勢いのあるパンチを放つ。残り1分となり、やや静かな攻防にとなった。4R、手数がぐんと少なくなったなかで、中盤過ぎからラシャドがテイクダウンを狙うが、2度に渡って阻止。このラウンドは、最後まで比較的手が少ないものとなった

最終回、「ジョーンズ」コールがこだまするなか、互いに単発の仕掛けが多い。右を伸ばしたジョーンズだが、返しのフックは距離を取られて当たらない。左ミドルで一瞬動きが止ったかのように見えたラシャドだが、そのまま動き続ける。

大きな動きで踏み込んだジョーンズだが、その先は特に何があるわけではない。残り70秒、ジョーンズの右ストレートがヒットし、バランスを崩したラシャドのバックに組みこうとする。ここラシャドが胸を合わせ、試合はいよいよ残り10秒に。なんとジョーンズは、ここでジャンピングガードを見せて引き込み、タイムアップに。ジャッジに裁定は50-45、49-46、49-46でジョーンズに凱歌が上がった。

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