ドイツ・ブンデスリーガのシャルケは19日、元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス(34)が今シーズン限りでクラブを退団することが決まったことを発表した。
 数々の実績を積み上げたスペイン至宝ラウールは、今季でクラブとの契約が切れるため、今後の去就に注目が集まっていた。
 クラブとは契約延長に向けての話し合いが持たれていたが、財政赤字を抱えているシャルケにとって、スターであるラウールの高額年俸もネックになっていたため、来期以降の契約内容での折り合いがつかず、今季限りでの退団となった。ラウールの来期以降の去就は現時点では決まっていない。
 ラウールは、2010−11シーズンにレアルからシャルケに移籍し、ここまでブンデスリーガ63試合27ゴールを記録。34歳になった今季も点取り屋として活躍を続けているため、シーズン終了後も多くのクラブがラウールの獲得に名乗りを上げることが見込まれる。