【ネタバレもありの徹底解明コラム】しずかちゃんは一日何回入浴しているの?〜のび太の友達のなぞを検証〜

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 マイナビニュースの「本音ランキング」で「気になる!!ドラえもんの疑問(詳細は下記リンクを参照)」というアンケート※を取ったところ、ランク外ながら「しずかちゃんの入浴回数は?」、「スネ夫に弟がいるって本当?」という疑問が寄せられた。

そこで今回は、のび太の友達のなぞを検証したい。

 しずかちゃんの入浴回数は『最新ドラえもんひみつ百科』(小学館 1998年刊)によれば、最低でも1日3回とのこと。

映画『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』では奴隷商人につかまっているときでさえ、オアシスで入浴させてもらったほどのお風呂好き。

トヨタの実写版『ドラえもん』CMで、しずかちゃん役の水川あさみさんの入浴シーンが登場するのも当然のことだろう。

『ド・ラ・カルト〜ドラえもん通の本』(小学館文庫刊 定価:460円[税込み])によれば、『ドラえもん』32巻(小学館刊 定価:410円[税込み])のしずかちゃんの入浴関連コマ数は12コマにものぼる。

『ドラえもん』は、しずかちゃんのおかげで入浴シーンの多いマンガとなっているのだ。

ちなみに、ヌード表現に厳しいイスラム圏では裸を出すことができないため、しずかちゃんは水着で入浴している。

 次にスネ夫の弟、スネツグについて。

その存在があまり知られていないのは、てんとう虫コミックスでは40巻に一度登場したきりだからだろう。

実は連載開始当初はマンガの中に登場していたのだが、コミックスには収録されず、作者の藤子・F・不二雄さんも存在を忘れていたらしい。

連載開始から14年後に再登場したスネツグは、ニューヨークに住んでいるおじさんに養子にもらわれたという設定になった。

日本にやってきた弟の前で「理想のお兄さん」を演じようとするスネ夫がいじらしい。

ずる賢いイメージのあるスネ夫だが、27巻では「ほんとはデザイナーになりたいんだけど……」と将来の夢を語りつつ、パパの会社を継ぐことを決心している。

ガキ大将のジャイアンが妹思いのように、スネ夫もまた家族への愛情をしっかり持っているのだ。

 公式サイト『ドラえもんチャンネル』のインタビューで、藤子・F・不二雄さんはのび太のモデルは自分であると語っている。

勉強も運動もできないけれど、家族や友達のために、ときに驚くほどの力を発揮するのび太。

ダメな部分も、優しいところも、きっと作者の内面が反映されているのだろう。

いつものび太と一緒にいるドラえもん、ジャイアンやスネ夫、しずかちゃんにも、作者の性格や理想像が反映されているに違いない。

そんな目で『ドラえもん』を読み直してみると、また新たな楽しみが見つかりそうだ。

 文●塩澤真樹(C-side)※読者アンケート調査時期:2011年11月11日〜11月19日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性388名調査方法:インターネットログイン式アンケート