コインを一瞬で縮めてしまう方法

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お金が縮む...って、デフレ時代の象徴

電気を通す金属、たとえばアルミニウムは、道具などで直接力をかけなくても、電気で形を変えることができます。我々が使っている硬貨の多くはこうした金属でできているので、つまり電気で変形できるのです。

 
ただし電気といっても、家庭で使っているような数十アンペアとかではなく、数万から数十万アンペアが必要になります。それを銅製のヘビーなコイルに伝えて強力な磁界を発生させるのがポイントです。

手順を詳しく言うと、まず硬貨をコイルのそばに置いて、コイルに非常に強い電流(上のコインを作ったときは10万アンペア)を流します。するとコイルの周りに細かく振動する磁界が作り出され、それに呼応して硬貨の方にも磁界が発生します。ふたつの非常に強い磁界が弾き合い、その強い力で硬貨が変形してしまうのです。

ちなみに、お金を変形させてしまって法的に問題ないかが若干心配ですね。Wikipediaの貨幣損傷等取締法の項によれば日本の硬貨では違法になってしまうようです。が、冒頭の小さくなったコインを販売しているThinkGeekでは、米国の硬貨については「詐欺的な意図がなければ」問題ない...としています。


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Molly Oswaks(原文/miho)