「注目はリングサイド!?」ボクシング統一戦開催の裏でくすぶる暴力団との癒着問題

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 プロボクシング史上初の日本人世界王者同士の戦いとなる、WBC・WBA世界ミニマム級王座統一戦、井岡一翔vs八重樫東が、6月20日に大阪市のボディメーカーコロシアムで開催されることになった。

 当初、このカードは関係者が「2月中に発表する」と断言していたものだったが、発表は4月9日までずれ込んだ。井岡の試合の中継権を持つTBSと八重樫のテレビ東京、どちらが放送するかの調整が続いたというが、全国ネットを持つTBSと、地域が限定されるテレ東では前者に分があることは明らか。その調整に時間がかかったのは、井岡の暴力団問題だったと関係者が話している。

「2月下旬に写真週刊誌で井岡が現役の暴力団組員と交際していることが報じられ、これがTBSでの放送に待ったをかけてしまった。最初に会場を押さえた興行日は5月中旬でしたが、一度キャンセル。TBSがダメなら八重樫側のテレ東が主催する線で、ということになったんですが、週刊誌の報道がそれ以上の広がりを見せなかったので、当初の予定通りTBSでやることになったんです」(ボクシング関係者)

 報じられた記事では、暴力団幹部のブログに井岡が写真付きで登場。幹部自身が販売するブレスレットを井岡も身に着けていると書かれ、いわば井岡が暴力団関連企業の広告塔になってしまっていると伝えられた。

 井岡本人は同誌の取材に、幹部の息子がジム会員だったため付き合いがあったことは認めたが、暴力団組員だということは「知りません」と返答。後に幹部のブログは削除されている。

 これで井岡と暴力団の親密交際があったとするかは微妙なところではあるが、前出関係者によると「現在のように暴力団に厳しくなる以前の井岡ジムの興行には多くの暴力団関係者が来場していて、それはネット上でもファンから指摘されていた」という。

 最近は暴力団追放の機運が強まったことでそうした印象はなくなっているというが、「若い頃から応援してきた井岡の晴れ舞台、当日になれば来場する連中がいることは防げないのでは?」と同関係者は心配する。

 また、八重樫所属の大橋ジムの後援者からは「東京でやればそうした心配もないのに、わざわざ大阪でやるのは、もしかすると世話になった暴力団関係者の手前、譲れなかったのでは?」という穿った見方も聞こえている。

 ボクシング界と暴力団は長い付き合いがあったことで知られ、かつて亀田興毅の試合では暴力団幹部がリングサイド席で観戦、テレビ画面にまで映っていたこともあった。井岡と八重樫の試合は注目だが、もうひとつテレビに映る客席にも注目か?

※画像は井岡一翔公式ブログより