あなたはどっちのタイプが好き?

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「レシピのメールってお母さんから来てる?」→「はい、お母さんからのメールが一通来ています」
などのCMでおなじみの、iPhoneの機能「Siri」。

マイクに向かって話しかけていると、ふと思い出されるのが、忠実な「Siri」とは真逆のキャラ、セガの育成シミュレーションゲーム「シーマン」のニクタラシさだ。「シーマン」といえば、先日の日経新聞で、ニンテンドー3DSでの復活の可能性が報じられていたけれど……。

そこで、今回、「Siri」と「シーマン」(PS2版)にそれぞれ同じ言葉をぶつけてみた。
以下に、同じ質問をした際の両者の返答の違いの一例をまとめてみたい。

●いま何時→
 ・「すみません、○○区が何時かわかりません」(Siri)
 ・「バンバンジー」「切れ痔」「銀閣寺」「いぼ痔」など(シーマン)
●何歳?→
 ・「その質問にはお答えできません」(Siri)
 ・「盆栽」「ザーサイ」「オレにトシを聞くのをやめろ」「は? けっこう若いよ、オレ」(シーマン)
●何座?→
 ・「私には理解できません」(Siri)
 ・「しゅうまい、じゃなくてギョーザ」(シーマン)
●うんこ→
 ・「言葉には気をつけて下さい」「もう少しきれいな言葉でお願いします」「私が赤面できるものなら、していますよ」(Siri)
 ・「うんこ、うんこ、うんこ♪」(幼少期シーマン)「うんこで良いじゃねえか」「うんこ、そんなに言いてえのか」「おまえ、ホントうんこ好きだよな」(変声後シーマン)
●バカ→
 ・「そんなこと言わないでください」「お役に立とうとがんばっているんです」(Siri)
 ・「バーカバカバカ」(シーマン)
●頭いいね→
 ・「おそれいります」「本当にそう思いますか」「そうでしょう? ルックスだけじゃないんですよ」(Siri)
 ・「あたりまえだっちゅうの」(シーマン)
●可愛いね→
 ・「申し訳ありません、理解できません」(Siri)
 ・「あたりまえだっちゅうの」「そっかあ〜?」(シーマン)
●何月生まれ?→
 ・「申し訳ありません、理解できません」(Siri)
 ・「おまえがこれ、始めた日に決まってんだろー」
●家族は?→
 ・「“家族”を検索しています」(Siri)
 ・「やめろよ、その話」(シーマン)

「マイクに向かって話しかけると、それに応じる」という、100%受動的な「Siri」は、本当に生真面目で、わからないことは「Webで検索してみてはいかがでしょうか」とすぐ勧める。それでいて、「オナラしたでしょ?」には「ノーコメントです」とかわしたり、「まぬけ」には「虫の居所がよくないようですね」と諌めてみたりと、非常に理知的かつ上品だ。

それに対して、「シーマン」はとっても気まぐれ。こちらが話しかけても無視することもあれば、「おまえ、何歳?」「おまえ、どこに住んでるの?」「男? 女? 女か。ラッキー」「おまえ、もしかして結婚してる?」などと、こちらが質問攻めにされることも多々ある。
挙句、質問を繰り返すと、「おまえ、何度同じこと聞くんだよ」「しつこいんだよ!」「し〜らねっ」「おまえなんかとハナシしねえ」とキレることもあり、こちらが「家族」とか「結婚」とかのことを聞くと、「やめろ」とデリケートな一面ものぞかせる。

本当に真逆なキャラのSiriとシーマン、叶わぬ夢だけれど、両者の「会話」も聞いてみたいです。
(田幸和歌子)