コミュニケーションが取りづらい新人って?

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社会人にはコミュニケーション力が大切だ、と最近の就職活動では至るところで言われています。今年の春、社会人デビューしたみなさんは、コミュニケーション力に自信がありますか? 入社後はまず社内の人との信頼関係を作るところからスタートですが、上司や先輩にとうまくコミュニケーションが取れなかったら......と心配になる新社会人も少なくないはず。そこで、社会人の先輩300人に下記のアンケートを採ってみたところこのような結果になりました。

Q,新入社員に対してコミュニケーションが取りづらいと思ったことはありますか?
ある......21.7%
ない......78.3%

約8割が「新入社員に対してコミュニケーションが取りづらいと思ったことはない」ことが判明。一方、2割と少数派ですが「ある」と答えたなかには、「話がかみあわない」、「若すぎるノリについていけない」など、いわゆるジェネレーションギャップから対応しづらいとの声も。世代間の価値観の違いはでギャップを感じることはよくある話ですが、仕事に支障が出るほどの「コミュニケーションの取りづらさ」はなくしたいところ。先輩たちが、仕事を教える上で、「やりづらいなぁ」、「話かけづらいなぁ」と思うのはどんなときなのでしょうか?

【リアクションが薄い!】
・「リアクションが薄すぎて、何を話したらいいか分からなくなる」(25歳/男性/学校・教育関連)
・「なよなよしていて意思表示ができない。仕事について説明しているときに反応がないのでイライラする」(30歳/女性/商社・卸)
・「仕事を教えようにも、反応が薄く、やる気が感じられない。積極性がないから教えるだけでも面倒なのに、そんな態度をされたらかかわりたくなくなる」(24歳/女性/商社・卸)

コミュニケーションが取りづらいと思った理由として、「リアクションが薄い」というコメントが多数でした。仕事を教える立場としては「本当に理解したのかどうか」が知りたいというのが先輩たちの本音。「分からないなら分からないと主張してほしい」、「感情を表に出さないので、何を考えているのか分からず不安になる」など、新人自らが発信してくることが少ないために、先輩も次のアクションが起こしづらいようです。

【プライドが高すぎる!】
・「変なプライドがあり、間違いを認めない。『それは教えてもらっていません』とすぐに逃げ出す」(女性/27歳/情報IT)
・「仕事ができるあまり自信があり、自分の思うようにならないと上司までびくつかせるくらい怒る。怖すぎてあまり近づきたくない!」(27歳/女性/金融・証券)

いわゆる「仕事はできるのに協調性がないタイプ」。本来なら「仕事ができる新人」は会社にとって重宝すべき人材ですが、プライドが高すぎるのが玉にきずということも。とはいえ「仕事に対する意欲が見られない」と言えわれてしまう新人に比べれば、仕事熱心で頑張っている方なのでは!?とも思えます。

【良い子ちゃんすぎても絡みづらい!?】
・「とても良い子で、何を言っても笑顔で『はい♪』と言えってくれるが、分からないような顔をまったくしない。逆にどこが分からないのか分からないので戸惑う!」(25歳/女性/運輸・倉庫)

「リアクションが薄すぎて話しかけづらい」と言う多くの意見が挙がった一方、「人懐っこすぎて戸惑う」という声も......! ここまでくると、単なる相性なのでは?と考えたくもなりますが、ほかにも「気を遣われすぎてやりづらい」というコメントが少数ながらありました。「リアクションが薄い」タイプと、「良い子すぎる」タイプ、そのどちらの意見にも共通することは「考えていることが分からなくて困る」ということだと言えそうです。

上記の3タイプの裏を返すと、コミュニケーションが取りやすい理想の新人像とは、先輩に仕事を教えてもらう際に、自分の理解度を積極的に主張する人、そして感情を表に出しながらも謙虚でいられる人、と言えそうです。これらを心掛けて職場でのコミュニケーションをスムーズにしたいですね。
文●千葉七海

調査期間:2012年3月/アンケート対象:マイナビニュース会員/有効回答数:300人(ウェブログイン式)

調査期間: 2012年3月/アンケート対象:マイナビニュース会員
/有効回答数 300件(ウェブログイン式)