しまむら中国進出1号店、上海にオープン

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 国内大手衣料品チェーンのしまむらが、4月13日に中国大陸進出第1号店となる「飾夢楽(しむら 英語表記は Shimala)」を、上海市内にオープンした。店舗は上海市長風景畔広場に位置し、店内規模は日本の標準規模と同じ約1000?。日本で展開する「ファッションセンター しまむら」と同様に、豊富な商品数と回転の早さ、低価格のアイテムを提供し、日本と中国の間で"時差なし"のファッションを提案する。中国国内において、2年間で10店舗のオープンを目標に拡大を図る。 しまむら中国進出の画像を拡大

 しまむらが運営する「飾夢楽」は、売り場面積や商品の陳列まで、ほぼ日本と同様の形態で運営しているアジア地域の店舗ブランド。売価もほぼ同様の設定で、日本の先端ファッションを中国でも"時差なし"で展開。メインのウィメンズファッション以外にも、紳士服、子供服、インナー、アクセサリー、寝具、インテリアなど、幅広く揃える。 しまむらは、1997年に台湾市場に進出し、日本と同類の郊外型店舗で急速に拡大。2011年末で34店舗に成長した。本格的な中国展開に向けて、2011年に上海で飾夢楽(上海)商貿有限公司を設立。「他の日系ブランドよりも後発の出店となったが、市場の成長と共に低価格の強みを持つブランドの可能性は大きくなっている」と捉える同社は、「高いファッション性と豊富な品揃えで総合的な生活ライフスタイルを提案できる店舗はまだ少ないので、『飾夢楽』は強みになる」とし、積極的に中国展開を拡大する。■「飾夢楽」オフィシャルウェブサイト www.shimala.cn