ジョン・カーターに迫り来る2匹の大白猿<br />© 2011 Disney. JOHN CARTERTM ERB, Inc. All rights reserved.
 今から100年前の発表以来、数々の大作映画に影響を与えてきたといわれる伝説的小説「火星のプリンセス」。ウォルト・ディズニー生誕110周年を迎えた今年、映像化不可能と言われた夢を実現した映画『ジョン・カーター』が本日13日より2D・3Dで同時公開。本編より、ジョン・カーター役のテイラー・キッチュが「このシーンだけでも観る価値がある」と語る巨大生物“大白猿”との戦闘シーンの特別映像が公開された。

 不思議な力によって、地球から未知なる惑星“バルスーム”へと転送されたジョン・カーターは、そこで出会った緑色人サーク族の高潔な皇帝タルス・タルカス(ウィレム・デフォー)と友情を育む。やがて二人は、皇帝の座を奪おうと企む戦士タル・ハジュスの陰謀によって、公開処刑されることになり、無数の死体が転がるコロシアムに処刑人“大白猿”が解き放たれる。



 『ジョン・カーター』には、身長2.8mのサーク族や巨大で凶暴な大白猿の他にも、サーク族が乗る8本脚の馬ソートや、バルスームの犬で見た目の割に愛嬌のあるウーラなど、イマジネーション溢れる多数のクリーチャーも見所の一つ。テイラー・キッチュは「この大白猿との格闘シーンは5〜6日間で撮影したんだけど、ひたすら打ちのめされ続けて、一番過酷で苦しい撮影現場だったんだ。恐らく僕はこの撮影を一生忘れないと思う。大白猿とのシーンを見るだけでも、この映画を劇場で観る価値があるよ。」と語っている。

 地球とは重力の異なるバルスームで超人的なパワーを発揮し、救世主として敵と戦うジョン・カーターを演じた彼は「正直言って、これ以上に体力を使ってボロボロになる仕事は今後もないだろうけれど、この作品はそうする価値のあるものだった」と微笑む。過去の悲劇を繰り返さぬべく、“ヒーロー”としての覚悟を決めたジョン・カーターを通じて「僕はあらゆるレベルでこの作品を味わっているよ。純粋な身体動作、成長するキャラクター、彼の感情的な部分。忍耐力も必要だったけれど、努力した分だけ報われる量も大きいんだ。今回の役柄ではまさにそうだね」と本作への出演を振り返った。

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『ジョン・カーター』特集ページ