コトが終わったあとのピロートークは必要か

写真拡大

なかなか聞けないセックスの話。しかし、お酒が入るとこんな話は絶好の酒の肴になる。ある日、女子会が盛り上がり深夜に突入したときにこんなことがあった。そのとき、だいぶお酒が回った有希子(32才)がこう言い始めた。
「セックスが終わった後、彼が私に背を向けて爆睡しはじめたんですよ! もう、信じらんないでしょう?」

ほかの面々もほどよく酔いが回り、突然の下ネタトークに爆笑しながら「ある!   ある!」と拍子を打つ。
乗せられた有希子はレモンサワーをひと口で1/3も飲み干し、さらに続ける。
「男は射精したらセックスは終わりと思っているみたいだけど、その後の何気ない会話をしたり、腕枕してくれたり…。それがなくても優しく抱きしめるということも含めてセックスだと思うんです。淡白な男が多過ぎる!!」

酔っているとはいえ有希子の意見にみんな頷いている。そこで幸恵(34才)も声をあげた。

「私なんて、この前彼とラブホに行ったんだけど。終わったら自分だけシャワー浴びて、すぐ着替え始めたの。それで『お前どうする? オレ、もう帰るんだけど』とか言って! “先にシャワー浴びて来なよ”とか言ってくれたら嬉しかったんだけど。ほんと、コイツありえないと思って、それからちょっと距離置いてるの。本人はなんで私が最近冷たいか、わかってないみたいだけど」

酔ってることをいいことに「もう、別れちゃえ。そんな男!」とみんなヤジを送る。ところが、先ほどからひとりだけ黙ったままの留美子(32才)が何か言いたげに野菜スティックをかじっている。どうしたの? と聞いてみると…

「私はあんまりしゃべったり、変に気を遣われるのはイヤだな。終わった直後って…なんか、恥ずかしいでしょう? セックスの最中からふだんの自分に戻ったときってギャップがあるし、徐々にふだん通りに戻りたいからできれば目も合わせたくないの」

これにはみんな「うーん」と考え込んでしまった。「ギャップを見せ合えるのも好きな相手だからというのもあるが、確かに恥ずかしいかも」と。

「でもさ!」と有希子。
「やっぱり、私はスキンシップもいいけど声をかけて欲しい。言葉に愛を感じたいの。ストレートに『愛してる』って言われたらやっぱり嬉しいよ、すごく」
そこで、いろんなピロートークの話で盛り上がった。

こんなトークならいいというのは
●「明日、何時?」とか気遣ってくれるカンジはいい!
●お互いに好きな映画とか話題のグルメとか他愛もない話
●「何か飲む?」とかさり気ない気遣いを感じさせる言葉

こんなのはイヤだというのは?
●「今日のオレ、良かっただろ?」みたいなの自画自賛トーク
●私へのダメだし
●グチや悪口、悪意のあるウワサ話。
●赤ちゃん言葉で甘えてくる
●「明日、オレ早いんだよねー」と言って強制終了させる

「セックスって愛を確認する行為だと思うの。だから、彼に大切にされてるんだって感じたいんだよね。スキンシップでもいいし、優しい言葉をかけてくれるだけでも違うんだよね。男の“1回”は軽過ぎるんだね、きっと」

そして深夜2時。女子会はお開きになった。

翌日、この話は男性にしたらどう感じるのだろうと、年下の透(30才)に直撃してみた。
「男は女の子と違って疲労度がハンパないんです。射精するときは“100m走をダッシュした感じ”とか例えられるくらいなんです。要するに頭が真っ白になっちゃうんですよね。精魂尽き果てて、とにかくすぐにでも休みたい気持ちなんです。女の子はピロートークに何を求めているんだろうね?」

ダメだ…。全然考え方が違う。
そもそも、男と女は違う性なのであって、セックスの感じ方も違うためわかり合えないのかもしれない。でも、コトが終わった後は思いやりの問題。女性がどう思っていてどうされたいのか、また逆に男性の思いも知るべきだ。お互いにわかり合おうとする行為そのものが、男女の愛を深めることにつながるのだと思う。

ところでみなさんは、ピロートークはあった方が良い? それともない方が良い?(パンチ広沢)